出展のお知らせ
ポカポカ陽気の日が続いています。仕事もプライベートも色々な事が重なり、ちょっとゆっくり整理をしたい日々ですが、季節は進み、子供は、日々成長しています。
今回は、展示会の案内です。来週水曜日の2月28日から京都高島屋さんでの「NIPPONものがたり」の催事に参加させていただきます。喜ばしい機会をいただいて、嬉しい反面緊張もしています。期間中は、糸紡ぎの実演もいたします。(3/2は、所用の為現場に居りません)
詳細は下記の通りです。お時間があれば、是非是非お立ち寄りくださいませ。
【NIPPON ものがたり】イラズムス 千尋 丹波の織物作品展
■2月28日(水) → 3月6日(火)
■6階和洋食器・台所用品売場「器百選」
※最終日は午後5時終了。
兵庫県丹波市にある工房で、手紡ぎで草木染の糸を用いて手織りの布で作品制作している丹波布作家 イラズムス千尋さんの作品を特集展開いたします。豊かな自然の風景の中にある色から得たインスピレーションから制作された温もりの感じられるランナーやランチョン、コースター、ストールなど、日常を上品に彩る作品をご紹介いたします。
糸
相変わらず寒い日々ですが、少~し春が近づいてきたように思えます。丹波では、2月17日18日と厄神大祭というお祭りがあり、この厄神さんが過ぎると寒さが和らぐと言われています。この週末は雪が舞っていたのですが、厄神さんも過ぎたことだし、寒さの和らぎに大いに期待したいと思います。
私の工房は南側に窓があり、どんなに空気が冷たくても晴れた日の午前中は、ぽかぽかとお日様が部屋を照らしてくれます。その特等席にいるのがココさん。昼を過ぎると日が少し遠のいてしまうのですが、午前中のこの暖かさはまさに天からの恵みのように感じられます。その工房でひたすら糸や綿に向き合っているのですが、最近は帯用の糸を毎日紡ぐようにしています。
固さや太さ、質感などなど、考えれば考えるほど答えが見つからず、ゴールのないこの糸紡ぎは悩ましい限りなのですが、その悩みがチャレンジでもあり毎回新しい試みにもなるので、飽きることはありません。
綿ぼこりのせいか、大きなくしゃみをするココさんを眺めながら、明日も紡ぎます。
寒さ
寒さが苦手なことは、しつこく触れてきましたが、最近の寒さにやられていました。雪の少ない今年の丹波の冬ですが、顔を刺すような冷たい空気に包まれています。ありがたいことに、グングン織り進めたい仕事を抱えているのですが、コドモ達を寝かしつけた後に冷え冷えの工房に足が向かず、ダメダメな日が続いておりましたが、先週末に実家に戻りリフレッシュしてきました。
実家付近に用事があって帰っていたのですが、久々に阪急電車に乗り、実家でゴロゴロし、ショッピングセンターをウロウロしたなんでもない週末を過ごしたのですが、寒さで固くなっていた身体とココロがほぐれて楽になりました。実家の力を感じた週末でした。
いい歳になっても実家に甘えておりますが、ムスメ達が大きくなったとき私と主人のいる場所が、彼女たちが充電できる場所になれば良いなとも感じた週末でした。