整える

布の仕上げ

布の仕上げ

布が織りあがると、目が飛んでいないか糸がたるんでいないかといった確認と、布を整える作業をします。この作業を終えてやっと布が出来上がったことになります。
その後は、用途によってアイロンをあてたり、湯通ししたり、湯のしをしたりして布を整えます。湯通しや湯のしは、専門の方にお願いするので、こちらで布を整えるのはその前の段階までです。

この作業がないと、せっかく出来上がった布も目が飛んだまま世の中に出ていくという、恐ろしいことになりかねないので面倒ですが、とても大切な作業になります。そして、布も落ち着きます。
ある先生が「きれいな顔も手入れをしないともったいないことになるように、布もきれいに仕上げることが大切」と言った言葉をかみしめて、目をこすりながら最後の仕上げをします。


workの写真、増えました!

撮影用カメラ

撮影用のカメラです

作品の写真を撮らねばと、ずーっと気になっていました。
今までは、写真の上手な旦那さんにお願いしていましたが、家のリフォーム業(漆喰塗り)が忙しそうで頼むのも悪い気がして、よしっと重い腰を上げました。
なにか言いたそうな旦那さんを横目に、撮影用のシートを用意して撮影開始。やってみて気づいたこと。集中力がすごーく必要なんだとわかりました。モノがちょうど良い位置にあるのか、光はどうだ影はどうだと細部にわたって気を使わないといけません。1時間弱で集中力もとぎれ、疲れてきました。
なにかにつけて、おおざっぱなので出来上がった写真を見ると、まともなのは数えるほどでした。
いつまでも、頼っているわけにはいかないので徐々にコツをつかんでいきたいと思っています。

新しい写真、workページにのってます。どうぞご覧くださいませ。

 


A beautiful day !!!

 

機嫌よく織ってます

良い季節になりました

気持ちの良い天気が続きます。毎日、窓を全開にして織れるのがうれしい。
開放的な気分になり、ついつい鼻歌が出てしまいます。外で畑仕事をしている近所のおばあさんに聞こえるやろな~と思いながらも、窓を開けることの季節が来たのがうれしくて、鼻歌が止まりませんでした。

そして、隣のおうちでは牛が出産中。陣痛が起こったのか、一日中「モー」や「ブオー」という声を鼻歌の合間に耳にしながらがらトントン織りました。のどかな一日でした。

 

 

 

 

 


加減

糊付け

経糸に糊を付けました

今日は天気がとても良かったので、糸に糊を付けました。空気が乾いていて、晴れていたので糊は薄目にしました。それでも、お日様のおかげで、パリッとついてくれました。

太陽や風の力を借りて乾かすので、その日の天気を見ながら糊の濃さを加減します。難しいけど、天気を見つめながらの作業は、心が解放されて楽しい。特に今日のように晴れた日は、体も軽く動いてマメに糸をさばいたり、、、心が弾んだ糊付けでした。


ぐい呑み袋

丹波布のぐい呑み袋

備前のぐい呑み

丹波布の〝ぐい呑み袋〟です。備前焼きのぐい呑みとセットでギャラリー十三夜での個展に出していただきました。
マイぐい呑みを袋に入れて、飲みに行くのってカッコイイ。どんなオトナにこれを使っていただけるのか、楽しみです。