じっくりゆっくり

灰汁精錬のえ

灰汁精錬の糸

12月です。師走です!12ヶ月の中の一つの月なのに、12という数字や「師走」という言葉を聞くと、なんだか気忙しくなってしまいます。織りの方は、予定よりずれ込んでいますが良いペースで進んでいます。焦らず糸と向き合い、気持ちを入れて進めていきたいです。

年内のもう一つの目標は、灰汁精錬した糸を染める事でした。何回も染め重ねる中で、ゆっくりと色素を糸に落ち着かせてくれ、澄んだ色を出してくれます。今回は、びわの枝葉で染めていきます。第一回目の染めが終わり、じっくりバケツの中で放冷中です。この後、糸を乾かし、空気に当ててしばらく置き、また同じ工程を繰り返します。

染め上がりは、まだ数ヶ月先。それまでは、色の変化を楽しみながら染め重ねていきたいと思います。


Simple すごい!

猛暑酷暑が続いております。三連休の2日間は、共同運営しているお店の当番や、ムスメの子供会の行事など、丹波で過ごしておりましたが、最終日の海の日は伊丹の美術館に行ってきました。

ミッフィでお馴染みのディック・ブルーナによる「シンプルの正体」という名前の展示会が、伊丹市立美術館で開催されており、ムスメ2人と見に行きました。色んなものを省いた無駄のない線、削ぎ落として出来上がっているのに、見る人が親しみを感じる包容力、少ない色を大胆に使った色合わせ。見る人が笑顔になれる展示会でした。普段は注意があっちやこっちに飛びやすい上のムスメも、楽しんで絵を見ていました。

一つの絵を完成させるのに、100枚程描き直すこともあったそうです。何度も何度も描き直し、削ぎ落とされてきた線は手描きのせいなのか、描く人自身を写しているからなのか、柔らかく軽やかさを感じます。

ディック・ブルーナの世界を満喫した後は、美術館入り口コーナーにて2人共似ても似つかぬミッフィを描いて、美術館を後にしました。

ディック・ブルーナ氏の「シンプルの正体」展。おすすめです!

クマさん

クマさん


悉皆屋さん

Green

Green 

先週も今週も良いお天気の週末が続いています。先週は、近くの公園に家族でピクニックをし、木陰で気持ちの良いうたた寝をしました。とにかく緑の綺麗な日でした。

Blue

Blue

そして、今日は車で1時間少しのところにある海で遊んできました。夏を感じさせる強い日差しの1日でしたが、空や海のピカピカとした青が綺麗でした。

緑と青に挟まれた1週間でしたが、久しぶりにお世話になっている悉皆屋さんに、反物の湯のしをお願いをしに行ってきました。上品なおばさまがお一人で長年切り盛りされています。前回お会いした時は、腰が痛くて大変そうでしたが、今回はお元気になられている様子で、ホッとしました。長年の経験から聞けるお話も参考になりますし、できれば顔の見える相手とやり取りをしたいので、このままお元気で続けてくださることを強〜く願いました。

 


雨のあと

朝の散歩

 

2日間雨が降り続きましたが、今朝ようやく青空を見る事が出来ました。上のムスメを学校に送り出した後、下のムスメとイヌ達、ダンナさんと散歩をしました。

雨上がりの空は、空気が澄んでいて木々の緑や空の青、雲の白さなど様々な色が普段よりもくっきりと見えます。山の景色が田植えの終わったばかりの田んぼに映りとても綺麗でした。今朝は、景色や色をたくさん楽しむ事ができました。

朝の散歩のおかげか、なかなか具体化できなかった縞も決まり、糊付けをする事ができました。空気の冷たい日でしたが、日差しと風があり絶好の糊付け日和でした。織りもほどほどに進み、縞も決まり、下のムスメの機嫌も良く、上のムスメは晩ごはんをよく食べ、2人とも5分で寝付くという、なんだかとてもスムーズな日でした。

糊を付けました

糊を付けました


充実の週末

駐車場に向かう景色

今週末に開催された「灯しびとの集い」が終了いたしました。1日目は、強い風に何度も作品が飛ばされ、お客さんや周囲の出展者の方々に拾っていただき、風が吹くたびにドキドキし、風向きが変わる度に作品の場所を変え、「風」に振り回された1日でした。

2日目の今日は、風もなく青空の見える良い天気で、安心して参加する事ができました。他出展者の方の作品をゆっくり見る事ができず、残念でしたが、駆け足で見た作品やディスプレイにとても良い刺激を受け、来場いただいた方々の反応から学びを得た二日間でした。

作品を見ていただいた方、手に取っていただいた方、吹き飛ばされた作品を拾っていただいた方、出展者や主催の方々、2日間ありがとうございました。終わってみると、充実感と次へ向かうエネルギーを得る事のできた2日間でした。

良い雰囲気が満ちた会場に身を置くことができて、「良かったなー」という余韻に浸っています。明日から、いつもの1日が始まる事も楽しみです。


週末

beauty of nature

beauty of nature

秋らしい天気になり、空や光が変わってきました。毎朝カーテンを開けて空を見上げるのが、朝の儀式のようになっています。先日染め上がり整経を終えた糸は、痛恨のイージーミスを乗り越えて、機に上がりました。この注文の布はヨコが一色のみなので、あとはひたすら織るのみです。
有難いことに、注文でいただいている反物がまだあるので、織りながら次の作品つくりの準備に入っています。焦らず、心を込めて取り組みたいと思っています。

先日、家族で「神戸どうぶつ王国」というところに行ってきました。ここは、人間と動物の間の柵や檻がなく、同じ空間で動物たちと会うことができます。(動物によっては、水槽や柵の向こうにいるものもいます)動物好きの上のムスメは、「ここに住みたい!」と大喜びしていました。様々な鳥に出会えるのですが、私の方は鳥たちの持つ色調の美しさに、大喜びしていました。
草花もハッとするような、美しい色を見せてくれますが、鳥たちのもつ鮮やかで華やかな色やコントラストにとても惹きつけられました。良い刺激になった一日でした。

 


私も挑戦

藍の華と糸

藍の華と糸

小1ムスメの挑戦は、見事終了し織り上がった布で巾着を作り、主人の誕生日にあげるというところまで、やり遂げました。
我がムスメながら、頑張りに感心したのと普段は飽きっぽくて落ち着きのない所しか目につきませんが、なかなかやるなと見直しました。

そして私のこの夏の挑戦は、いかに根気よくムスメと付き合うかということに加え、「藍を建てて染める」です。
教室に通う生徒さんの希望かがきっかけでしたが、久々の藍建は記憶と感覚を掘り起こしての楽しい作業でした。毎日二回かきまぜ、様子をじっと観察し、状態を予想して糸を染めます。
温度を上げ下げして染める草木染めは、染液がぐつぐついう音を聞き、蒸気や熱にまみれながら行いますが、藍染めは静かに糸を藍液につけ、糸の様子を見ながら静かに絞って空気にさらすという、静かな作業です。草木染の「動」に対して「静」の染めだな~と思いながら作業をしました。
液につけた糸が茶色っぽくなりそして緑になり、空気に触れて青に変わっていく様は、不思議で神秘的でした。この藍の糸染めは、この夏まだまだ続きます。

プロの紺屋さんの仕事の足元にも及びませんが、できれば毎年続けていきたいと思っています。


gray gray gray

日本海

日本海

少し疲れ気味の家族たちのリフレッシュを言い訳に、日本海に行って来ました。梅雨空の合間に青空が見えて、夏の前の澄んだ海で思いっきり遊ぶ事が出来ました。

最近家では、ヤシャブシでグレーを染め続けています。ヤシャブシで染めたグレーは、青味がありとても好きなのですが、濃淡の具合が難しく、「ちょうど良い感じ」で媒染や染色を止める見極めが難しく、終始糸とにらめっこしていました。

梅雨空の日本海は、青とグレーの濃淡が入り混じり、とても幻想的で静かな表情を見せてくれました。ついついグレーに反応してしまう自分に気付きながら、家に戻ると変な姿勢で寝ているゴマのグレーの濃淡も綺麗だなと思わす見とれてしまいました。

ゴマもグレーでした

ゴマもグレーでした


子猫とクリスマスとお正月!

年末年始の出来事

年末年始の出来事

皆様、あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1日1日がビュンビュンと音をたてて過ぎていくような年末で、しばらくブログをサボっていました。ビュンビュンと過ぎる日にちの中、我が家には新しい仲間が増えました。縁あってうちに来てくれたのが、ネコの「ゴマ」です。よろしくお願いいたします。好奇心丸出しで寄ってくる犬たちに猫パンチを浴びせながら、堂々と着実に我が家の一員になってくれています。

クリスマスには、恒例の七面鳥をローストしてワイワイと素敵な時間を過ごしました。大掃除は相変わらずいい加減で、大片付けではノート好きの自分を発見し、そんな中なんとか目標の一本を年内に織り上げる事が出来ました。

そして、穏やかな天気の中で迎えたお正月。地元のシンボルである三尾山に初めて登りました。地元の人たちは元旦に登るそうで、いつか登りたいと思っていました。主人のところに陶芸の勉強にフランスから来ている、ネッシームさんが頂上でお抹茶を点てたいという事で、荷物を背負い薄暗い中出発。途中急勾配に挫けそうになりながら、頂上に到着しました。美しい雲海と、お日様の加減で色んな表情を見せてくれる空を堪能し、美味しいお抹茶をいただきました。

初めての山、初めて山のてっぺんでいただくお茶。今年も“初めて”にグンッと心を開いていたいと思いました。

本年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。


二人旅

秋の海と羊と足

秋の海と羊と足

開けた景色を見たくて、週末に思い立ってムスメと二人で海に行きました。生まれてから毎年欠かさず行く丹後の海。夏の晴天のキラキラした海も好きですが、秋の曇り空のもと、静かで穏やかな表情を見せてくれる海も良いものだなと思いました。

誰もいない海岸でムスメと二人、裸足になって海に足をつけたり、綺麗な貝や石を競って探したりと、幸せな時間を過ごしました。「海は幸せやね〜」と何度も言うムスメの声を聞きながら、うんうん!と強〜く賛成し、旅の相棒ができた喜びを感じた週末でした。

帰りに寄った碇高原にいる、羊の黒い顔と白い体のコントラストも良かった!