好きな季節の好きな時間と好きな眺め
冬がはるか前のように感じられるくらい、暖かい日が続いています。桜もすっかり散り、近所の田んぼに水が入りもうすぐ田植えが始まるようです。田んぼに水が入ると、カエル達の鳴き声が響きまだ先の夏がほんの少し近づいてきたように感じられます。
今ぐらいからの季節は、山に新緑が見られ田んぼには稲が育ち、空も爽やかな青色で虫やらカエルやらが動きだし、楽しい気分になります。今ぐらいの季節から寒くなるまでは、夕方がとても気持ち良く、ビール片手にデッキに出て、刻々と変わる空を眺める時間が最高です。コドモタチをお風呂に追いやり、料理の合間にデッキに出て静かな時間を楽しんでいます。
良い季節になってきました。そして10連休も近づいてきました。連休中は仕事はできないと覚悟し、連休前に一本織り上げたいと、せっせと機に向かっています。五月に入ると展示会やクラフトフェアが目白押しです。バタバタが予想される五月を迎えるまでに一本織り上げて、ココロに余裕を感じたいと思っています。
少々焦りながら機に向かっておりますが、機の後ろから糸が並ぶ様を「いいな~」と眺めることのできる余裕はまだあるようです。
色とりどり
新学期が始まりました。上のムスメは一学年あがり、下のムスメはこども園に行き始めました。日中コドモタチのいない日常に戻り、さあ仕事始めるぞ!と意気込みすぎてやりたいことが多く何から始めていいかわからなくなり、先ず順番決めから始めた新学期初日でした。
1週間経ち、家も子供も日常モードに戻って、やっと落ち着いて仕事場に入れます。
四月中に一本織ってしまいたい帯があるので、先ずは縞立てから始めています。今回は、残った糸を組み合わせて帯を織る予定です。ゼロから縞立てをする場合は、自由に気持ちを開放するような感覚で柄を考えるのですが、残り糸を使う場合は糸の量から使える本数を計算して、柄を組み立てるという少しエンジニア的な要素が入ってきます。クリエイティブな部分とエンジニア的な部分が混ざり合いながらする縞立てはおもしろく、頭を悩ませながらも楽しんでやっています。
ほぼ縞が決まった時点で経糸巻き。後は整経の中で糸の量を見ながら、縞を考えていきます。どんな縞になるか、楽しみです。
春休み
春休み最終日です。自由時間を満喫していた小学生ムスメは、だんだんとエネルギーを持て余し気味になり、子供たちとのゆったりとした時間を楽しんでいた私も、やることリストがどんどんと長くなり、焦りがでてきて、家に不穏な空気が流れだしたタイミングで、春休みの最終日がやってきました。新学期の準備をしながら次の織の準備を始め、焦る気持ちを静めながら、ココロの均衡を保っています。
名古屋ORIBEさんでの展示会も先週末に無事に終わることができました。会場まで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。また名古屋でお会いできるよう、作品づくりに力を入れたいと思います。
五月は、大阪大丸と奈良で展示会予定です。緊張感を持って取り組まなければ!と思っています。
今回の春休みは、1週間にわたる主人の窯焚きと重なり、夜に火の番をし昼間は睡眠をとる主人を起こさないように、公園や買い物やと出かけることが多かったように思います。なんだかわからない間に二週間が経った気分ですが、スーパーで出会う母ちゃんたちとの立ち話が良い気分転換になりました。
長い様な短い様な春休み。なんやかんや言いながら、良い時でした。みなさまお疲れ様でした!次は10連休!