地元での展示会のお知らせ

工房でのココさん

工房でのココさん

11月も半ばを迎え、私自身の活動も地元での旦那さんとの展示会と、グループ展一つと、少し落ち着いてきました。見慣れたココさんのどっしりとした後ろ姿を見つめつつ、落ち着いて機に向かうという、久々の午後を過ごしました。

後は、糸にしっかり向き合いながら大切に織の作業を進めていくのみです。

さて、今週末の金曜日と土曜日は地元丹波市柏原町にある「ギャラリー自在」さんで、ジェイムスとの展示会を開催いたします。小さなギャラリーの隣の小さなスペースですが、ジェイムスの新作と私の日常使いの丹波布を展示販売いたします。
展示会という形で、地元で作品を見ていただけるのは数年ぶりで、少し緊張もしますが楽しんで行いたいと思います。お時間があれば、是非お立ち寄りくださいませ。

James Erasmus & イラズムス千尋 exhibition
布と陶器の展示会 @ギャラリー自在
2017.11.17(金)~18(土) 11:00~16:00
ギャラリー自在(丹波市柏原町柏原688-3 たんば黎明館1階/080-8541-5134)


幸せな瞬間

開きました!

開きました!

夜なべが夜な夜な続いております。
昨夜は、筬通しを終え織り始めました。筬を通し終えて、機にセットした後踏み木を踏んで綜絖(糸)が上下に開くかを確認します。うまく開かない場合は、綜絖の通し方や筬の通し方に問題があるので、もう一度通し直しをしないといけません。そんな面倒なことはできれば避けたいので、毎回祈るように踏み木を踏んで、綜絖の開きを確認します。
パカッと上下に糸が開いてくれた時は、とても嬉しく幸せを感じます。

満足な気持ちで、夜なべを終えて布団に入ったのですが、熟睡しているムスメたちの間に体を滑り込ませる時も、とても幸せです。程よく暖まった布団が心地よく、安らかな寝息を聞きながらぐっすり眠れました。


exhibitions!

tokyo exbs

tokyo exbs

週末、土曜日に東京に日帰りで行ってきました。
朝暗いうちに丹波を出て、井の頭公園すぐそばの「GALLERY 石田」さんに在廊してきました。台風の予報でしたが、雨もぱらぱら降る程度で、吉祥寺の駅前や井の頭公園にはたくさんの人が行き来していました。そんなにぎやかな場所のすぐ近くの、落ち着いた住宅街にギャラリーがあります。ご自宅の敷地内にあるため、お客様に落ち着いてじっくりと作品を見ていただくことができます。
普段使いできる形になった丹波布が、主人の焼き物と並んでおります。
こちらの展示会は、11月1日(水)までです。
(infomation)
備前焼と丹波布 living tradition for a modern life
2017年10月26日(木)~11月1日(水) 11:00~18:00
GALLERY石田 東京都三鷹市井の頭4-23-11 tel:0422-47-7468
吉祥寺駅より徒歩10分、公園を抜けた住宅街にあります。

石田さんに在廊後、新幹線の出発時刻まで余裕があったので、その他の展示会に立ち寄りました。
先ずは、南青山のcosmic wonderさんへ。私が所属している「丹波布技術者協会」へ織の注文をいただき、私も含めた数名で織り上げた布たちが、デザイナーの前田さんの手によって、形になってこちらで展示されています。
第一線のデザイナーさんに扱っていただいたことへに感激し、厳選された素材に合わせていただいていることにも感激し、ドキドキしながら作品を見せていただきました。
他の展示作品も素敵です。心がしんと静まるような空間でした。
(information)
TAMPAやまうみ草木展
2017年10月21日(土)~10月29日(日) 11:00~19:00
Center for COSMIC WONDER  東京都港区南青山5-18-10

そして、最後は銀座へと向かいました。刺繍作家でもあり、様々な催事のプロデュースもしている太田伊織さんプロデュースの展示に参加させていただきました。
陶器、ガラス、布といった生活を豊かに美しく彩るモノたちが、美しくディスプレイされています。
10月31日(火)までです。是非、足をお運びくださいませ。
(information)
日本のモノづくり展銀座
2017年10月26日(木)~10月31日(火) ※最終日は5時閉場となります。
銀座松屋8階

バタバタと走り回った日でしたが、一人で身軽にウロウロできた楽しい日でした!

 

 


「丹波篠山の手仕事展」@三田阪急

三田阪急での展示会

三田阪急での展示会

寒い雨が続いており、洗濯物が乾きません。冬が近づくにつれて、曇り空が多くなる丹波に最近コインランドリーが増えてきました。薪ストーブを使いだすまでは、我が家もせっせとコインランドリー通いをします。

さて、三田阪急での展示会が明日に迫ってきました。今回で三回目の参加になりますが、陶芸は大杉康伸さんとジェイムスイラズムス、木工は初参加の辻本知之さんです。秋の生活を彩る作品たちが並びます。
コーディネーターのioriさんのディスプレイも素敵です。
今回は、作家たちが交代で在廊しております。是非、足をお運びくださいませ。

[作家在廊日]
10月18日(水) 15:00~ 大杉さん
10月19日(木) 11:00~ イラズムス千尋 15:00~ ジェイムス
10月20日(金) 11:00~ 辻本さん 15:00~ 大杉さん
10月21日(土) 11:00~ 辻本さん
10月22日(日) 11:00~ ジェイムス
10月23日(月) 11:00~ イラズムス千尋
10月24日(火) 11:00~ 大杉さん
※閉店は19時です

 


ながらの日々

村の秋祭り

村の秋祭り 獅子舞見物中

先週末は、住んでいる村の秋祭りでした。大人たちは休憩所でのお茶やお菓子の準備、お昼ご飯の炊きだし、男の人たちは神輿を引っ張り、母たちは子供たちについて神輿と共に村を歩きます。そして、小さな子供たちは紅白の縄を持ってお神輿の後ろを歩き、小学生たちは交代でお神輿の中でお囃子を奏でます。
休憩所ごとに、獅子舞を舞い、子供たちはジュースやお菓子を振る舞われ、村の人たちはお神輿の上に投げ銭をします。
我がムスメも、友達と村を練り歩き、お囃子を奏で、お菓子やジュースを頬張り、苦手な獅子舞は遠くから見物したりと、祭りを思いっきり楽しんでいました。
村全体が高揚し、老若男女楽しげなこの秋祭りは、とても良いものです。子供たちを見守りながら、ひたすら喋り倒した一日でした。

行事いっぱい、予定いっぱいの秋ですが、子供の行事、村の行事、自身の仕事関係の用事をしながら、綿や糸に向き合っています。紡ぎながらの織が終わったので、残り糸でもうひと頑張り織ります。次は織りの準備をしながらの染色。合間にムスメの参観日や発表会、そして相方の窯焚きサポート(賄い料理をする程度ですが)。バタバタと色んなことが同時進行で起こっていますが、こんな時の方が製作に弾みがついて、進んだりもします。
色んなことをしながら、グングン作っていきたいと思います。

残り糸で縞を考案中

残り糸で縞を考案中

 

 


ありがたいこと

先週の土曜日から今日までの三日間、丹波布の技術認定者で組織する「丹波布技術保存会技術者協会」の展示会を開催していました。私も役員の一人なので、準備日から4日間会場にいました。
主人は窯焚き前の猛追込み中のため仕事場に籠っており、ムスメ達を預けるわけにもいかず、ムスメ二人または小さい方のムスメを連れて展示会場にいる事が多かったのですが、事情をよく知る仲間たちのお蔭で、ムスメ達は退屈もせずムスメに目もくれずバタバタと動き回る私に「構って!」と不満を募らせることなく、機嫌よく過ごすことができました。そして私も心置きなく、やるべきことに集中することができました。

丹波布を始めてから知り合ったこの丹波布仲間たちとは、長い人だと10年以上のお付き合いになります。家族一同、お世話になってるな~とじわじわと感謝の気持ちが湧いてきた4日間でした。また、子連れ状態を受け入れ、フォローしてもらえる環境に有難さを感じました。この環境に大いに甘え、次の役員会も子連れ参加です(^^)

ゴマとお友達

ゴマとお友達

バタバタとしていたこの四日間で、あまり動物たちと接していなかったせいか、ネコのゴマがやたらと甘えてきてくれています。


のどかな日

土曜日にムスメの運動会がありました。1学年1クラスの小さな学校なので、小学校の運動会は午前中で終わってしまいます。ただし、昼からは校区の村の運動会があるので、朝からお弁当を持って一日いることになります。
前日から仕込み、当日早起きし家族分のお弁当をそれぞれの家が持ってきて、村ごとのテントの中で運動会を終えた子供たちと食べます。観覧も村ごとのテントで行うので、小さな子供たちがうろちょろしたり、おばあさん同士がお話をしたりと、とても和やかです。
午後になると、大人たちが運動会の競技に出るので、子供を誰かに預けたり預かったりして過ごします。そして、もうお孫さんが成人したり小学校を卒業してしまったおじいさんやおばあさんたちも、運動会の見物をしに集まります。
勝っても負けても村の誰かが出ると、歓声が上がり子供たちは、友達と遊んだり大人の競技をじーっと見たりと自由に過ごしていました。

青空の下、のんびりとゆったりと少し眠くなるような一日を過ごしました。
1学年5クラスの大きな小学校に行っていた私にとっては、のどかなのどかな運動会でした。

帰宅後の散歩ものどかでした

帰宅後の散歩ものどかでした

そして、振り替え休日の今日、ヒマと体力を持て余している上のムスメと、姉ちゃんが家にいて少々興奮気味の下のムスメの相手をしながら、なんとか仕事を進めようとしています。  進みません!

 

 


パリパリとしみじみ

カゴにモリモリのパリパリ糸

カゴにモリモリのパリパリ糸

大型の台風が通り過ぎた週末でしたが、今日はカラッとした気持ちの良いお天気でした。

台風上陸のニュースがずっと流れていた日曜日は、外出を控えて家族でタラタラと過ごしていましたが、そのなんにもしない状況がとてももったいなく感じてきて、急に思い立って次の織の糊つけをしました。

どんよりとして時々雨のパラつく、湿度の高い日に糸など乾くわけもなく、雨が止んで風が吹くと外に干してみたり、扇風機に当ててみたりとジタバタしましたが、全く乾きませんでした。次の日は青空が見え、嬉々として外に干したものの、祝日で家にいる娘1ともっと小さい娘2と過ごすうちに糸をさばく事を怠ってしまい、バリバリに乾いてしまいました。

糊をつけた糸は、乾かしている時にマメにさばいてあげると、糸同士がくっつかずぱらっとばらけて、次の経糸巻きがとてもし易くなります。経糸を巻く前には、糸がうまく出るように糊つけ後の乾いた糸をしっかり揉みほぐしてあげます。さばくのを怠けた糸をもみほぐす時は、力がいるので、糸があたる部分の皮が赤く擦りむけたようになる事もあります。とても小さな事ですが、怠けると痛い目にあいます。今回も痛い目にあってしまいました。

相変わらず、製作と生活でバタバタしていますが、カラッと晴れた空を見上げた時、誰かと言葉を交わした時、家族でごはんを食べている時など、日常のふっとした時にしみじみと幸せな気持ちなるなります。

今晩もしみじみとしながら軍手をつけてパリパリの糸をほぐしたいと思います。


喜びと反省と解放感と焦りとやる気

My soulmate

My soulmate

夏休みが終わりました!  終わってみれば、あっという間だったなあとしみじみしていますが、やっぱり嬉しい。ムスメとたっぷり過ごせて楽しかった思いと、ガミガミ言い過ぎてしまった事への反省もあるのですが、それに増して日常に戻れてホッとしています。

ムスメを学校に送り出した後の大きな解放感の中で、さあ作業を進めるぞ!とヤル気がむくむく湧いてくると同時に、夏が終わり9月に入ってしまった今、やるべき事がドーンと目の前に立ちはだかり、焦っています。

ただ、下のムスメが寝ている間に、工房でココさんと過ごす時間はとても穏やかで嬉しく、焦って浮き足立ちそうな心を静めてくれます。

そんな中、8月の末からじっくりと染め上げた糸を糊つけして、整経を始めたところ、糸が足りなくなりました。糸が太いのが分かっていたのに、何故確認しなかったのか、解放感と焦りの中で多分大丈夫!と見切り発車した事を反省しています。急いで糊をつけた糸で、丁寧に丁寧にと自分に言い聞かせながら、明日整経します。


私も挑戦

藍の華と糸

藍の華と糸

小1ムスメの挑戦は、見事終了し織り上がった布で巾着を作り、主人の誕生日にあげるというところまで、やり遂げました。
我がムスメながら、頑張りに感心したのと普段は飽きっぽくて落ち着きのない所しか目につきませんが、なかなかやるなと見直しました。

そして私のこの夏の挑戦は、いかに根気よくムスメと付き合うかということに加え、「藍を建てて染める」です。
教室に通う生徒さんの希望かがきっかけでしたが、久々の藍建は記憶と感覚を掘り起こしての楽しい作業でした。毎日二回かきまぜ、様子をじっと観察し、状態を予想して糸を染めます。
温度を上げ下げして染める草木染めは、染液がぐつぐついう音を聞き、蒸気や熱にまみれながら行いますが、藍染めは静かに糸を藍液につけ、糸の様子を見ながら静かに絞って空気にさらすという、静かな作業です。草木染の「動」に対して「静」の染めだな~と思いながら作業をしました。
液につけた糸が茶色っぽくなりそして緑になり、空気に触れて青に変わっていく様は、不思議で神秘的でした。この藍の糸染めは、この夏まだまだ続きます。

プロの紺屋さんの仕事の足元にも及びませんが、できれば毎年続けていきたいと思っています。