光と色

光と色 in England

光と色の関係

イギリスに来ています。
季節は、日本と同じで春。花が咲き、新緑があふれています。でも日本と比べると、目に映る色が優しい。たぶん、太陽の光が日本と比べてソフトだからだと思います。
それぞれの国の太陽の光の強さで、好まれる色が違うとあるアパレル会社の人に教えてもらったことを思い出しました。
しばらく、この国の光に映される色を楽しみたいと思います。

日本では、ぬぬぬパナパナ展がいよいよ始まります。私の反物、風呂敷、ストールなども登場します。是非、足をお運びくださいませ。


経糸の綾

綾は、エライ

自分に課していた最後の一本が織り上がりました。デッドラインに間に合ったので、気分が良いのと、ホッとしたのとで嬉しくてワインを開けました。(口実ですが^ ^)

機織りでは、糸や縞の順番が崩れないように綾(アゼとも言いますね)をとります。いつ、誰が始めたのかはわからないし、おそらく昔からあるのだと考えられますが、シンプルだけどとても賢いシステムです。糸が切れた時も縞が崩れずにすみます。 道具にしても、綾のようなちょっとした技術にしても昔から伝えられているものは、シンプルで賢い。染織だけでなく、生活の中でもそんな知恵を身につけたいなと思います。

今日織りあがった作品も、ぬぬぬパナパナ展に出品予定です。


色と心

糊付け

明るい色

経糸の糊付けをしました。最近渋い色の糸で織ることが多く、久しぶりに明るい糸を使います。デザインの段階から楽しい気分になり、糸を太陽の光の下で見るとさらに心が嬉しくなります。私の心は色や光に影響されやすいようです。

ぬぬぬパナパナ展までもう少し。すご〜く焦っていますが、織るのが楽しみです。