のどかな日

土曜日にムスメの運動会がありました。1学年1クラスの小さな学校なので、小学校の運動会は午前中で終わってしまいます。ただし、昼からは校区の村の運動会があるので、朝からお弁当を持って一日いることになります。
前日から仕込み、当日早起きし家族分のお弁当をそれぞれの家が持ってきて、村ごとのテントの中で運動会を終えた子供たちと食べます。観覧も村ごとのテントで行うので、小さな子供たちがうろちょろしたり、おばあさん同士がお話をしたりと、とても和やかです。
午後になると、大人たちが運動会の競技に出るので、子供を誰かに預けたり預かったりして過ごします。そして、もうお孫さんが成人したり小学校を卒業してしまったおじいさんやおばあさんたちも、運動会の見物をしに集まります。
勝っても負けても村の誰かが出ると、歓声が上がり子供たちは、友達と遊んだり大人の競技をじーっと見たりと自由に過ごしていました。

青空の下、のんびりとゆったりと少し眠くなるような一日を過ごしました。
1学年5クラスの大きな小学校に行っていた私にとっては、のどかなのどかな運動会でした。

帰宅後の散歩ものどかでした

帰宅後の散歩ものどかでした

そして、振り替え休日の今日、ヒマと体力を持て余している上のムスメと、姉ちゃんが家にいて少々興奮気味の下のムスメの相手をしながら、なんとか仕事を進めようとしています。  進みません!

 

 


パリパリとしみじみ

カゴにモリモリのパリパリ糸

カゴにモリモリのパリパリ糸

大型の台風が通り過ぎた週末でしたが、今日はカラッとした気持ちの良いお天気でした。

台風上陸のニュースがずっと流れていた日曜日は、外出を控えて家族でタラタラと過ごしていましたが、そのなんにもしない状況がとてももったいなく感じてきて、急に思い立って次の織の糊つけをしました。

どんよりとして時々雨のパラつく、湿度の高い日に糸など乾くわけもなく、雨が止んで風が吹くと外に干してみたり、扇風機に当ててみたりとジタバタしましたが、全く乾きませんでした。次の日は青空が見え、嬉々として外に干したものの、祝日で家にいる娘1ともっと小さい娘2と過ごすうちに糸をさばく事を怠ってしまい、バリバリに乾いてしまいました。

糊をつけた糸は、乾かしている時にマメにさばいてあげると、糸同士がくっつかずぱらっとばらけて、次の経糸巻きがとてもし易くなります。経糸を巻く前には、糸がうまく出るように糊つけ後の乾いた糸をしっかり揉みほぐしてあげます。さばくのを怠けた糸をもみほぐす時は、力がいるので、糸があたる部分の皮が赤く擦りむけたようになる事もあります。とても小さな事ですが、怠けると痛い目にあいます。今回も痛い目にあってしまいました。

相変わらず、製作と生活でバタバタしていますが、カラッと晴れた空を見上げた時、誰かと言葉を交わした時、家族でごはんを食べている時など、日常のふっとした時にしみじみと幸せな気持ちなるなります。

今晩もしみじみとしながら軍手をつけてパリパリの糸をほぐしたいと思います。


週末

beauty of nature

beauty of nature

秋らしい天気になり、空や光が変わってきました。毎朝カーテンを開けて空を見上げるのが、朝の儀式のようになっています。先日染め上がり整経を終えた糸は、痛恨のイージーミスを乗り越えて、機に上がりました。この注文の布はヨコが一色のみなので、あとはひたすら織るのみです。
有難いことに、注文でいただいている反物がまだあるので、織りながら次の作品つくりの準備に入っています。焦らず、心を込めて取り組みたいと思っています。

先日、家族で「神戸どうぶつ王国」というところに行ってきました。ここは、人間と動物の間の柵や檻がなく、同じ空間で動物たちと会うことができます。(動物によっては、水槽や柵の向こうにいるものもいます)動物好きの上のムスメは、「ここに住みたい!」と大喜びしていました。様々な鳥に出会えるのですが、私の方は鳥たちの持つ色調の美しさに、大喜びしていました。
草花もハッとするような、美しい色を見せてくれますが、鳥たちのもつ鮮やかで華やかな色やコントラストにとても惹きつけられました。良い刺激になった一日でした。

 


喜びと反省と解放感と焦りとやる気

My soulmate

My soulmate

夏休みが終わりました!  終わってみれば、あっという間だったなあとしみじみしていますが、やっぱり嬉しい。ムスメとたっぷり過ごせて楽しかった思いと、ガミガミ言い過ぎてしまった事への反省もあるのですが、それに増して日常に戻れてホッとしています。

ムスメを学校に送り出した後の大きな解放感の中で、さあ作業を進めるぞ!とヤル気がむくむく湧いてくると同時に、夏が終わり9月に入ってしまった今、やるべき事がドーンと目の前に立ちはだかり、焦っています。

ただ、下のムスメが寝ている間に、工房でココさんと過ごす時間はとても穏やかで嬉しく、焦って浮き足立ちそうな心を静めてくれます。

そんな中、8月の末からじっくりと染め上げた糸を糊つけして、整経を始めたところ、糸が足りなくなりました。糸が太いのが分かっていたのに、何故確認しなかったのか、解放感と焦りの中で多分大丈夫!と見切り発車した事を反省しています。急いで糊をつけた糸で、丁寧に丁寧にと自分に言い聞かせながら、明日整経します。