出展のお知らせ
年末、年明けからあっという間に時が流れて、前回の投稿日を見て唖然としています。
長い間、アップせず申し訳ありません。これからはほんの少しピッチを上げて登校したいともいます。
今回は、出展のお知らせです。
大阪心斎橋にあるギャラリーササキ商店さんで、グループ展「工芸市」が開かれます。椅子、布、陶器、額縁、小箱、螺鈿の作家7名の展示です。
白いスッキリとした空間に作品が並んで、どんな空間になるか、とても楽しみです。
ご都合が合えば、是非お越しください。
お知らせ
バタバタバタと日々が過ぎております。
そんな中でも制作がほぼ予定通りに進んでおり、気を抜かずに走り切ろうと自分に言い聞かせている毎日です。
さて、今週木曜日から大阪の守口にある京阪百貨店さんで、催事が始まります。5階にある、“くらしのこみち”さんで11月2日(水)まで、日常使いの丹波布のを中心に展示販売とオーダー会をさせていただきます。
期間中の10月27日(木)と29日(土)には、ハンカチ染めの体験もしていただけます。染料は今が旬の栗!ご興味がある方は、是非お問い合わせくださいませ!
お礼
先々週の事になりますが、「工藝の神無月」展が無事に終了いたしました。
昨年初めての参加で、今回二回目の展示になりました。素敵な空間や一緒に出展した方々の素敵な力を借り、作品を空間におさめることができて、嬉しかったです。
また、ご来場いただいた方との出会いで色々と気付くこと、考えさせられることがあり、更に頑張るぞ!と力をいただきました。
反物という大きな布を作り、展示して見ていただくことが自分にとって制作の励みや刺激、モチベーションになることを深く感じた、今年の出展でした。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
そして、「丹波布の洋服」展も本日で終了いたしました。
反物とは違った布の見せ方を勉強でき、楽しめる展示でした。こちらも、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
「丹波布の洋服展」
「工藝の神無月」展に引き続き、展示会のご案内です。
同じく丹波篠山市で「丹波布の洋服展」が開催されます。こちらも昨年に引き続き、2回目の開催です。
丹波布をより身近に使っていただきたい、という丹波古陶館館長の奥様の思いから、このプロジェクトが始まりました。丹波布の割合が多いと高価になるので、丹波布を効果的に使いリネンや木綿生地と合わせ、布の柄や色、質感を楽しんでいただけるように皆で考えました。
縫製はいつもお世話になっているchronicの直子ちゃん。
身に着けて見たくなる服ばかりです。是非是非ご覧ください!
会期前半の10月7日~10日の間は、「工藝の神無月」展の会場と「丹波布の洋服展」の会場をウロウロしています。
「丹波布の洋服展」2022年10月7日(金)~10(月)、22(土)、23(日) 10:30~16:30
町屋ギャラリー尚古堂(丹波篠山市河原町189) 079-552-2524
展示会のお知らせ
急に寒くなってきました。
慌ててタンスから長袖を引っ張り出し、展示会の納品と設営に行ってきました。
丹波篠山市の河原町で開かれる「工藝の神無月」展。昨年度に引き続き、2度目の参加となります。
丹波篠山市で活躍される工芸作家さんと、近隣地域のゲスト作家さん合計7名のグループ展です。
今回で9回目の開催となるそうです。
硝子、陶器、木工、型染、椅子、丹波布が展示されます。
私は、型染の中嶋美香子さんと一緒に作品を並べています。その中で、私の織った白生地に中嶋さんが型染をした、コラボ作品も並んでいます。
10月の連休に、是非お立ち寄りくださいませ!
期間中、展示会場でお待ちしております。
「工藝の神無月」展
2022年10月7日(金)~10日(月・祝) 10:30~16:30
鳳凰会館(丹波篠山市河原町180)
展示会のお知らせ
前回の更新から早1ヶ月強。
満開だった丹波の桜は、緑が爽やかな葉桜になり、山は新緑がモコモコと茂り田んぼに水が入って、夜になるとカエルが楽しげに鳴いています。
手こずった着尺が織り上がり、何とか展示会におさめることが出来ました。本日から始まる展示会は、大人になるまで育った街、伊丹市の工芸センターで開催されます。赤ちゃんの頃からずっと住んでいた地で作品が発表できるなんて、不思議な気持ちです。
保育園、小学校、高校と伊丹の学校で、大学も家から通い、卒業後も大阪の会社に実家から通っていました。伊丹に住んでいたころは、自分が丹波布を織って発表する人になるなんてまーーーーったく思っていませんでした。
不思議で、楽しくて、嬉しい気持ちです。
隣の美術館では「カエル君とガマガエル君」の展示会も開催されています。是非、お越しくださいませ!
workshops
この仕事を続ける中で、制作以外にも講師役などのお仕事が入ってくることがあります。
地元の柏原高校とは、二年ほど前から関わらせていただいていますが、この1年ほどご縁をいただいて関西国際大学の経済学部の学生さんと関わらせていただいています。事業の一環で丹波の企業や地域の方々と関わる中で、丹波布を知ってくださり、私の工房見学やワークショップを体験してくださいました。
それを学校に持ち帰り、オープンキャンパス等で自分たちの言葉で丹波布を紹介したり、丹波布の端切れでワークショップを開催したりというような活動を行われています。
そして、先日の2月23日はその集大成として一般の方向けにワークショップを行いました。丹波布のお話を少しした後、学生さんにサポートに入ってもらい、丹波布の小物づくり体験を行いました。また、入り口では学生さん企画の端切れを組み合わせて作る丹波布の栞作りも開催され、多くの方々でにぎわいました。
最初出会った頃は、お客さんのような顔をしていた学生さんですが、授業が進む中でだんだんと自主的に関わるようになり、ワークショップ当日はお子さんや参加者の方へ説明をしたり、手伝ったりと真摯に仕事を行い、それぞれの学生さんの成長が見れて嬉しい一日でした。
また、丹波布の工程を学ぶ中で“小さな布も無駄にしない”という気持ちが伝わり、提供した端切れも無駄の出ない切り方を工夫してくれていたことに、とても感動しました。
日々、制作に向き合っていますが次の世代の方の学びの場にいる幸せを感じた一日でした。
丹波布の洋服とアジアの布展
丹波古陶館さん主催の「工藝の神無月」展に出展する傍ら、丹波古陶館館長の奥様がプロデュースされた、「丹波布の洋服とアジアの布」展にも関わらせていただいています。
「丹波布の良さを感じてもらいながらもっと身近に使えないか」と、館長の奥様が思いを温めてくださり、やっと今回その思いが形になり色々な方に見ていただけることとなりました。
丹波布は私のものを使い、縫製はいつも私がお世話になっているchronicの直子ちゃんが担当してくれました。デザイン案を出し合い、丹波布に合わせるリネンの布選びと企画段階からとても楽しませていただきました。
今回発表させていただいた服は、Aラインのシャツ、ワンピース、バルーンスカート、プリーツの入った巻きスカート、モンペパンツ、ガウチョパンツの6種類です。価格設定も高くならないように、丹波布を有効に使うデザインになっています。
私もバルーンスカートを1着作ってもらい、展示会場で身に着けています。
丹波布がグッと身近に感じられる嬉しい企画です。是非、試着をしにいらしてください♪
一緒に展示されている、タイの布やブータンの布を使ったバッグや小物たちも素敵です!
工藝の神無月展
暑い夏が終わり、バタバタと過ごしている間にこのブログの更新をさぼっておりました。
10月7日(木)から10月10日(日)まで、丹波篠山市にある鳳凰会館にて開催されている、「工藝の神無月」展に出展しております。
知人の出展を見に行ったりと、今まではお客さんとして楽しませていただいていたこの展示会に参加することができて、とても嬉しい気持ちと「反物織らなあかん!」というプレッシャーのおかげで、猛暑と残暑の中、作品づくりに集中することができました。
着尺や帯といった反物の他、普段使いの小物たちも出品しております。ご都合が合えば、是非見にいらしてください。黒豆の枝豆も近くで販売されています(^^♪
また、陶器、硝子、ウィンザーチェア、漆の作品等6名の作家さんの作品が展示されています。見応えのある作品と、それぞれの作家さんとのお話も楽しく、会場はとても和やかな雰囲気です。
写真にはありませんが、児玉正和さんの綿と漆の乾漆の作品にはとても心を動かされました。
主催者である、丹波古陶館館長さんの奥様の企画展「丹波布の服とアジアの布」展もすぐ近くの会場で開催されています。私は二か所でウロウロしていますので、姿を見かけたらお声がけください!
残り糸で遊ぶ
AGERさんの展示会に向けて、ストールを作りました。
織りをすると、必ず経糸が余るのですがその残った経糸を並べた、いろんな色を楽しめるストールを作ることにしました。整経をしながら、中途半端に残っていた糸が経糸としてどんどん使われて、なくなっていくのが気持ちよく、すっきりした気分になります。
今回は経糸6色。緯糸に入れるつまみ糸の白色を合わせると約7色のストールになります。7色の帯締めは魔除けになるように、このストールも良くないものから身を守る存在になったら良いな~と思いながら織りました。
AGERさんには3本納品したので、後は横の色を変えて一本と布として数メートル織り上げる予定です。
で、下の画像はその残り糸が残ったもの。もっと中途半端に残った糸は緯糸として使ってしまいます♪