週末

雪の日

雪の日

先週の火曜日から、主人が展示会で1週間家にいません。用事の入っているときは、両親の助けを借りるのですが基本的に子供たちとどっぷり付き合います。この週末は雪が降り、そり遊びやかまくらつくりや、雪で何かを作ったりと、子供たちと思いっきり遊びました。普段は、合間合間に工房に行き、織や糸紡ぎをするのですが、この週末はまったく工房に行かず、ずっとムスメ達と遊びました。

久々のthe週末を送ったように思えます。やるべきことがずらーっと並んでいるのですが、こんな週末もありだなと思いました。


大事な工程

 

 

ちきり巻き

ちきり巻き

明日の朝は記録的な寒さになると、天気予報が告げています。今晩の丹波はぐっと冷え込んでいますが、雪は降っていません。「記録的な寒さ」という言葉に負けて、今晩は工房に向かえずにいます。
次の一本のちきり巻きが昨夜終わり、機上げ作業に入っています。前回織った布は、先日依頼していただいた方にお渡ししました。直接のお渡しだったので、ドキドキした瞬間でしたが無事に渡せた後は、気が抜けてその日はぼんやりとしてしまいました。

織り上がった布は、目飛びがないか必ず確認し、目飛び等があった場合はお直しをします。普段は自分でするのですが、「目飛びがなかったらいいな~」という希望的観測の元行うので、見落としがないか逆に心配になるときがあります。今回はお渡しまでの時間も迫ってきたことから、友人のお直し名人にお願いしました。最後の最後の大事な工程を快く引き受けてくれ、またしっかり確認しきれいに直してくれた彼女の存在がとてもありがたかったです。


そして今夜も糸に向き合う

経糸巻き

経糸巻き

先日、着尺が一本織り上がりました。糸を紡ぎ始めてから約一年掛かって織り上げた布です。秋にはお渡ししたかったのに随分お待たせしてしまいました。糸の細さと布の質感について考え細かなチャレンジをしたこの布は、ご注文いただいた方の姿形お人柄が分かっている事と相まって、プレッシャーと新たなチャレンジに対する緊張感が入り混じり、祈るような気持ちで織り上げました。色んなことがあった一年間の生活と共に、綿が糸になり色づき、布になっていったと思うと、感慨深いです。

織りあがった後は、解放感でぼんやりしてしまうのかなと想像していましたが、淡々と次の一本に掛かっています。次の一本があるお陰で、ぼんやりとしなくても良いのかもしれません。そんな訳で、今夜も糸に向き合っています。道具の古さもあるでしょうが、ガラガラと勢いよく経糸を巻きました。田舎の一軒家だからこうやって夜中でも思いっきり仕事ができるんだな、と環境に感謝しています。


あけましておめでとうございます!

虹

2018年、戌年になりました。1週間以上経ってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ドタバタと元旦になだれ込み、そのまま実家や叔母の家や大阪などで過ごし1月4日に丹波に戻ってきました。小さな子を含む家族四人での移動は大荷物で、大小の鞄を車に詰め込んでの大旅行の様ないでたちでした。

丹波に帰宅後は、仕事ができると思いきや、ムスメ達の相手をしていると遅々として進まず、自分の気持ちを納得させるための仕事量で、じわじわと焦ってきています。
明日から上のムスメの新学期が始まります。やっと落ち着いて綿や糸に向かえることにホッとしていますが、朝登校時間に親子とも起きれるのかドキドキしています。