作る毎日
子どもたちや主人と家にいる日が1か月を超えました。様々なニュースや、様々な人の様々な意見をフムフムと聞きつつ、先ずは自分の周りの小さな世界を大切に過ごそうと思っております。
stay homeの日常に自分自身が慣れてきたのかはよくわかりませんが、季節は着実に確実に変わっていき、田植えの準備が始まりました。田んぼに水が入った後の風景、大喜びのカエルの声、田んぼの上を通る風などを楽しんでおります。
休校休園を始めてから、“作る”ことにエネルギーが向いています。仕事としての制作や料理は今までもしていましたが、糸を作ることが増えたり、料理も今までより手間をかけてみたりと、コロナ前まではあんまり時間を割くことができなかったことに、時間をかけているように思います。休校休園になってから庭も作り始め、今日はなんと砂場のおもちゃ小屋まで作りました。
大工仕事は、主人に頼んでばかりでほぼ手を出したことがなかったのですが、インパクトドライバーを手にいろんなものを作る主人を見ていて、「やってみよう」という気持ちがムクムクと湧きあがり、ほぼいきあたりばったりの状態で、作り上げました。
近くで、本格的大工仕事をしている主人に色々質問しながらなんとか出来上がりました。初DIYは、めちゃくちゃ楽しかったです。
生活の中で必要な物を作ることの楽しさを満喫した日でした。
考える毎日
新型コロナウィルスがあちらこちらで大きく影響を及ぼしています。我が家も展示会やイベントが中止や延期になり、収束を強く願いつつ気持ちを切り替えて、制作や庭仕事など今できることをやっていこうと思っています。
学校やこども園も色々考えた末、自主休校&休園を決めました。結局、上ムスメの小学校は休校になり、今日登校日も中止になりました。ムスメ二人と毎日を過ごしておりますが、上ムスメとは毎朝相談して、時間割を決めその時間割に沿って日々過ごしています。学校の宿題もあるのですが、その他算数や国語を教えたり、体育の時間で縄跳びやボール遊びを一緒にしたり、図工の時間では機織りの準備を教えたりと、こちらが関わることが多くなります。機織りや糸紡ぎをしながら、またまた下ムスメが自由にうろちょろする中、毎日の予定をなんとかこなしています。
“勉強”をムスメと経験する中で、“学ぶ”ということについて考えたり、下ムスメの遊び方を観察しながら、こどもが興味を持った時の集中力に感心したり、食材の有効活用と三食の献立を考えたり、数週間前から始めた庭仕事の庭のデザインを考えたり、子供たちが楽しめるようなちょっとしたイベントを考えたり、これからの我が家の経済活動(いきなりシリアスな話題ですが)について考えたりと、“コロナ前”より考える機会が増えたことを感じます。
毎日の工夫のおかげで頭も使い、毎日の犬の散歩や体育の時間のおかげで体も使う毎日です。頭と体のエクササイズをしています。
いつか終わると思えるから、変化も楽しめる毎日。一方、どうか感染がこれ以上広がりませんようにと祈るような気持ちの毎日でもあります。
一人で働き方革命
満開の桜をあちらこちらで目にします。散歩のときやスーパーに行く帰りなど、田舎にいるとわざわざお花見に行かなくても、生活圏内で十分桜を楽しむことができ、「ええ環境やな~」とありがたく感じます。
さて、新型コロナウィルスです。当初の予想よりもかなり早く広範囲に広がり、特に主人の故郷であるイギリスの状況が深刻になってきました。そんな中、こどもの小学校ももうすぐ再開します。今の状況と自分の住む地域の状況とこれから起こりそうなことと、色んなことを総合して決断しないといけないんだな、と考えてます。
当のムスメは、長い春休みを思いっきり満喫中です。私が見れるときは、アフタースクールに行かせずなるべく家で見るようにしていますが、一緒に庭仕事したり、工房に出たり入ったり、縄跳びしてみたりと、充実しているようです。子供といる時間が増え、また今後も増える可能性も考えて自分自身への働き方革命を実施し始めています。
前までだと、工房はなるべく子供をいれずしっかり集中できる環境を作ろうとしていました。そうなると、工房に入ってくる我がムスメ達はどちらかというと邪魔な存在になってしまいます。それよりも、巻き込んでしまえ、と考え方を変えちょこちょことしたお手伝いをしてもらうことにしました。今回はじんき作り。不揃いでしたが、ふんわりと巻いてあり、とてもつむぎやすかったです。