勢いがつく

ヤマモモで染めています

ヤマモモで染めています

大雪の迫る週末ですが、今日は雪の合間に青空が見える変化の多い一日でした。着尺三連続の後の帯の織りにかかっていますが、気が抜けたのか予定よりスローペースになっています。
そんな中、次の作品のための染色を始めました。重い鍋を持ち上げたり、糸を洗ったり絞ったりと、体を思いっきり使う染色を始めたおかげで勢いがつき、織りも以前ペースに戻ってきました。私のヤル気スイッチが入った瞬間でした。
ヤマモモで染めた糸は、落ち着いた黄色に染まり上がりました。

その糸を今日糊付けしましたが、青空の少ない冬の丹波ではなかなか乾きません。
明日までに何とか乾いてほしいと願いながら、部屋にストーブが点く度に糸の引っ越しをしています。


出展のお知らせ

染めています

染めています

栗の皮を使って、三色に染め分けています。納期が決まった作品であり、製作の予定上、今日が染め上がりの日でした。染め上がりの今日は、日曜日。ムスメと遊ぶ日です。寝るのが大好きで、いつまでも寝続けるムスメをちらちら見ながら、朝方染めの仕上げをしました。
日中は、たっぷりと遊び夜ムスメが寝てから、大量の糸をすすぎ、今部屋に干された糸を見ながら、一息ついています。

染色は工程の中でも好きな作業で、多少糸の量が多くても、よしっと頑張れるのですが、糸の量が多いと最後の洗いにとても手間取ります。今回は、2時間近く糸を洗う羽目になりました。
バタバタ平和に11月一週目の週末が終わりましたが、来週は堺の大仙公園で行われる、「灯しびとの集い」に出展いたします。昨年に引き続き二回目です。これで良いのだろうか?まだまだできることがあるのではないか?と迷いもありますが、えいやっと素敵な出展者の方に交じって勉強をしてきます。

様々なジャンルの作品、音楽、トークイベントも楽しみです。11月12日(土)、13日(日)と是非、堺市にお越しくださいませ。

tomoshibito.org/
ja-jp.facebook.com/tomoshibito/


初対面

キハダさん

キハダさん

ただいま染色中です。今回は、いただいた檗(キハダ)で染めています。初めて使う染料なので、染まり方や色を観察しながら、染色しています。染料によって、色の入り方が違うので、特徴をつかめるよう、ジーッと見つめながらの作業になります。楽しみだけど少し緊張感も含む、初対面の人と話すような感覚です。初めて出会うキハダさんは、今のところゆっくりと、優しい雰囲気で糸に色を与えてくれています。


楽しい場

ビワの葉

ビワの葉

伊根の舟屋

伊根の舟屋

犬の散歩中に、ビワの剪定をしているのを見かけ、お願いして枝葉をいただきました。染料を見ると、欲がムラムラと湧いてきたのと、後始末なしで欲しい分だけとるのも申し訳なく、結局全部いただいてきました。軽トラ一杯分の宝物は、工房のデッキに山積みになっています。暖かくなり、動く気分になってきました。明日から染めていきます。

この週末は、丹後の与謝野町のイベントに参加させていただきました。会場は、古くからあるちりめん街道。その地域に住む女性達が、中心となって作り上げた「ひなめぐりマルシェ」というイベントで、お雛祭りに合わせて企画されたようです。「楽しく」という思いを中心に、実行委員の方々の笑顔が印象的で、様々な年齢の地域の人たちが、会場を訪れてくださいました。場は人によって作られますが、楽しそうに関わる人達によって、皆が笑顔になれるような素敵なイベントでした。早朝に訪れた伊根の街も美しく、週末2日間満喫してきました。

楽しいことがあると、お仕事諸々 頑張れます。

 


両忘

染色

染色

糸紡ぎ

糸紡ぎ

昨夜から雪が降ったりやんだりしながら、景色を真っ白に染めていっています。今日は色々な予定が変更になったので、午前中に染色の続きと糸紡ぎ、その後縞立てとどっぷり製作に時間を使っています。
糸紡ぎをしながら、諸々のことが頭に浮かび手元がおろそかになりそうな時、思い出すのが「両忘」という言葉。これは、昨年数回訪れる機会のあった、大好きなお寺である“高源寺”さんの住職様から教えてもらった言葉。過去のことを悔んだり、まだ起こっていないことについて心配せず、「今」に集中しなさいという意味。心の中にストンと落ち、その後様々な場面で助けてくれています。

集中し平らな気持ちでいるときほど、うまくいくこの糸紡ぎという作業は「両忘」の意味合いを何度も思い出させてくれます。

 


静と動

栗で染色

栗で染色

栗の皮で、たくさんの糸を染めています。糸を熱い染液に漬けてそのまま温度を下げたり、媒染液にしばらく漬けたりと、染色作業は待つ事が多く、私の染色は“ながら染色”が多い。今回は糸紡ぎをしながらの、染色です。染め場は、工房の隣にあるので、工房と染め場を行ったり来たりしています。鍋がグツグツしている染め場と、糸車が座している工房。動と静の空間を行き来しながらの作業ですが、それぞれの空間に入ると、不思議に気持ちが切り替わります。お陰様で、糸紡ぎがよく進んでいます。

静かな空間

静かな空間

月曜日から始まった染色。千葉の個展も月曜日から始まりました。千葉県印西市にある「ギャラリー風草」さんにて、10/10(土)まで開催されています。最終日の10日は、私も在廊予定です。カフェも併設されています。お時間があれば、ゆっくりしにいらして下さい。


シルバーウィーク

小鮒草の収穫

小鮒草の収穫

長かった連休がやっと終わりました。連休中は、ムスメとずーっと一緒に過ごしていました。山や湖や祖父母宅などで遊び、連休と秋の気持ち良い気候を楽しみましたが、忙しい時期に、仕事が全くできないのが、痛手で連休が終わりホッとしています。

子供とゆっくり過ごせるのも今しかないという、先輩お母さん達の言葉に頷きながらも、5日間仕事ができない事に焦る気持ちもある中、小鮒草の収穫時期だという事に気付き、いつもの知人の畑に向かいました。農薬を一切使わないその畑は、採り時の小鮒草が伸び伸びと育っていて、沢山の小鮒草を収穫をする事ができました。

小鮒草収穫のおかげで、仕事が進まないという焦る気持ちも飛んでいき、楽しい気持ちで連休を終える事ができました。もうすぐ収穫した小鮒草を使い、染色する予定です。

保存のため、乾燥中

保存のため乾燥中

因みに次のシルバーウィークは、10年ほど先だとか。その頃にはムスメは私と遊んでくれないんだろうな〜と思うと、やっぱり貴重な連休でした。


Clay dye

糸を洗う

糸を洗う

粘土染めに挑戦中です。鉄分を多く含む、陶土を2種類染めてみました。まだまだ実験段階で、試行錯誤中ですが、うまくいけば草木染めの弱点である、退色を克服できるかもと期待しています。
染色の工程はシンプルなのですが、細かい土が染料となるため、糸を何度も何度も洗う必要があります。。通常の染色の数倍かけて洗うため、水もたくさん使うし手間もかかります。で、思いついたのが散歩によく行く近くの川。小春日和の穏やかな日に、バケツに糸を入れて川まで出かけました。
川の流れに糸を漬けて、ザバザバと洗うと細かい粘土もきれいに取れていきます。ひんやりとした水でしたが、とても気分が良かったです。

水質がどの程度かよくわからないので、最終の洗いは家でしますが、一つ問題が解決できました。

今日は、その粘土染めの糸と草木で染めた糸や布を持って、染織の話をしに行きました。準備をして家を出る直前に、英語でプレゼンテーションをすることがわかり、車の中で錆びついた頭を動かして、練習。どうにか終わって、帰る頃に滑らかに言葉が出てくるようになりました。日々の積み重ねが大切と痛感した1日でした。


枇杷の葉

枇杷の葉

枇杷の葉っぱと小枝

染色作業、まだまだ続いています。
週末に、近所の友人宅にある枇杷の木から、葉っぱと小枝を分けてもらいました。大きな枇杷の木で、実も沢山つけてくれるそうです。10年ほど前にコープで買った枇杷だそうで、食べた後の種を蒔いたら大きな木に育ってくれたとの事。小さな種が大きな木になり、実をつけて食べ物になる。分かりきったことですが、実物を前にそんな話を聞くと、ジワジワと感動します。

今日は、このコープ枇杷さんの煮出しをしました。枇杷は私の好きな染色材料の一つ。色も安定していて、石灰媒染でピンク色に染まります。煮出した染液は、2日間ほど置いて赤味を引き出します。
残った葉っぱは、焼酎に漬けてかゆみ止めやキズ薬などなどに使います。こんな時に植物の持つ力ってすごいなとしみじみと感じます。そして、植物の力を使えるような知識を増やしていきたいなと思います。


丹波の冬

糸を干しています

糸の中干し中

糸を干しています

糸、外干し中

染色月間の1月です。こぶな草の染色が終わりました。染色場も少しアップグレードし、使いやすくなってきました。色も入ってくれて後は乾かすだけですが、これがなかなかか乾きません。

丹波の冬は朝霧が出る日は天気が良いのですが、霧が晴れるのは9時をまわった後。そして夕方頃に雲が出てくる日が多く、なんとなく空気がしっとりしています。外の風に当ててみたり、部屋の中に入れてみたりしますが、とにかくゆっくりゆっくりと乾いていきます。糸が乾ききらないまま、明日から次の染色に入ります。

次は、栗です。どんな茶色が出るか、楽しみです。