love colors

hachijo blue etc

hachijo blue etc

10日間ほど八丈島に行ってきました。こだまで東京に行き、横浜で展示会をしていた主人と合流し、フェリーに乗って10時間、八丈島に到着しました。太陽の光の強さなのか、海の深さなのか、昔の噴火で砂や岩が黒いからなのか、濃く深い青色を見ることができました。
湿度と太陽の力で、全ての植物が強いエネルギーを持ってゴンゴン茂り、その緑の中に平屋の家が存在して人が住む。そしてその先には、深い青い海。流人の島としても知られる八丈島ですが、色んな人を受け入れ、様々な文化が入り、それが島に残っていることを所々で見る事ができました。黄八丈の組合の方と話すことができ、共感したり教わったりと良い時間を過ごせました。文化も歴史もとてもとても興味深い所でした。
滞在中は御蔵島にも泊まり、野生のイルカと泳ぎ、八丈島では亀と出会ってこちらも一緒に泳いだりと、ハッピーな出会いを経験することができました。

空、海、葉っぱ、花、魚たち、そして黄八丈の色。色んな色を楽しませていただいた旅でした。黄八丈の会館で見せていただいた、こぶな草の茶色味のある黄金色。絹糸だったので再現は難しいですが、こぶな草でしつこく染めた黄色を染め上げてみたいと思っています。
また行きたいな~


endless

染色三昧

染色三昧

大きな台風が日本を通り過ぎていきました。台風が来る前も来た後も、じりじりと刺すような日差しが照りつけ、相変わらず暑い日が続いています。
数日前から始めた染色も佳境に入ってきておりますが、余った染液を使って重ね染めをしたり、放冷中や媒染中の火を使わない“鍋の合間”に別の染料を煮出してみたりと、「ついで染め」を始めてしまい、染色作業の終わりが見えなくなってきています。
暑い日に火を使い、染色を行うと汗だくになるのですが、これがなかなか心地よく染色ハイになるようです。染める前はなかなか腰が上がらないのですが、染め始めるとどんどん楽しくなり、どんどん染め続けることになってしまいました。
染色は“待ち”の時間が多いので、合間に家事や織り、紡ぎなど色んなことができます。同時に色んなことが進み、得をした気分で一日を終えることができます。明日明後日で合間合間に用事を挟みながら、染め上げていく予定です。


what a nice day !!!

良き日

良き日

お盆真っ只中ですが、我が家は主人の展示会などが入り、いつもと変わらない毎日を送っています。ムスメ達もそれぞれお盆の特別保育などで、こども園とアフタースクールにお世話になっています。
私は、久々に日中のすべての時間を制作に使え、織ったり染めたりサクサクと仕事が進み明日への勢いと仕事の目途もつき、とても効率的に気持ち良く仕事の進んだ日でした。

夕方は食後にムスメ達と犬の散歩。台風前の湿った風に吹かれながら、心地の良い時を過ごしました。大きな台風が接近しているとのこと。どこにも被害がないことを祈るばかりです。


for the first time

柳染め

柳染め

先週は週の半ばから下ムスメが発熱→気管支炎となり、のどや胸に不快感いっぱいで超不機嫌な彼女とともに、過ごしました。言葉でうまく表現できず、小さな体で不快感に付き合わないといけないため、「イヤッ!」「ダメッ!」「ママーッ!」を連発する下ムスメのシモベとなった数日でした。
運悪く、とても変更しにくい用事が2,3入っていたのですが、運よく実家の両親が丹波に来ていたので、母に見てもらいながら、何とか乗り切ることができました。またしても実家の母のありがたみを深~く、深~く感じた週末でした。

シモベになりながらも、先週までに染め上げないといけない染色仕事があったので、下ムスメの機嫌を損なわないよう、最大限の注意を払いながら、無事に染め上げることができました。
今回は初めて使う染料、柳で染めました。初めて使う染料で染める時は、どんな色になるかどういった染まり方をするか、染液や糸の様子をより注意深く観察します。耳を澄ますように目を使い染液と糸の色を何度も確認しながら染めていきます。ワクワクしながら静かに注意深く染めていく時間がとても楽しく、充実感を感じました。
熱が下がり今週からこども園に行き始めておりますが、まだ本調子ではなくイヤ!ダメ!ママ~!を連発している下ムスメの体調が早く戻ることを強く祈っております。


love dying !

枇杷と梅

枇杷と梅

 銀座の柳先週からずっと染色に取り掛かっています。先週は赤味のある糸を染めたくて、梅で下染めをした後枇杷で染めましたが枇杷の赤味が少なかったのか、なかなか思うように染まらず、植物で染める事の深さや不思議さを感じました。赤味を出すため、空気に触れる時間を多くして酸化させてみたり、放冷の時間を長くとってみたりと、機と染色場の間をウロウロした1週間でした。なんとか染め上がりましたが、出したかった色味とは少し違うものになりました。しばらく糸を置いてみて、色が落ち着いた頃にどうするか判断しようと思います。

そして、今週は初めて使う染料“柳”で染めています。選定した小枝や葉っぱを煮出すと、少し濁った黄色の染液が取れました。それに糸を漬けると静かな優しい黄色に染まっています。今からじっくりと糸に色を入れていく予定です。
発熱でこども園をお休みしているムスメに見守られ、質問攻めにあいながら、柳染めに挑戦しています。

銀座の柳


じっくりゆっくり

灰汁精錬のえ

灰汁精錬の糸

12月です。師走です!12ヶ月の中の一つの月なのに、12という数字や「師走」という言葉を聞くと、なんだか気忙しくなってしまいます。織りの方は、予定よりずれ込んでいますが良いペースで進んでいます。焦らず糸と向き合い、気持ちを入れて進めていきたいです。

年内のもう一つの目標は、灰汁精錬した糸を染める事でした。何回も染め重ねる中で、ゆっくりと色素を糸に落ち着かせてくれ、澄んだ色を出してくれます。今回は、びわの枝葉で染めていきます。第一回目の染めが終わり、じっくりバケツの中で放冷中です。この後、糸を乾かし、空気に当ててしばらく置き、また同じ工程を繰り返します。

染め上がりは、まだ数ヶ月先。それまでは、色の変化を楽しみながら染め重ねていきたいと思います。


もうひとっ走り

秋です

秋です

移動の多い日々が終わり、週末に糊つけした糸も秋晴れの下パリッと乾いてくれ、今月中に織り上げたい帯の制作に取り掛かろうとしていた矢先に、下のムスメが発熱してしまい、やっと見つかったこども園も今日はお休みして、家にいます。こうなったら、仕事の優先順位はグンと下がり、圧倒的優先順位にひれ伏しています。
寝てくれないかな、と期待しておりますがなんだか元気で、鼻歌交じりに家の中をウロウロしております。

さて、秋が深まってきました。庭の柿も熟して終わりに近づき、ミカンの初収穫も終え、山々は黄色や赤に染まっています。今年もあと一か月半ほどになりました。帯とあともう一本、そして灰汁精錬の糸での重ね初めを目標に、きりっと気持ちを引き締めて、もうひとっ走りしたいと思います。

伊勢丹新宿本館での催事「美シキ日ヨウ品展」は、明日火曜日までです。是非お立ち寄りくださいませ。


あっという間

美シキ日ヨウ品展 by nice thngs

美シキ日ヨウ品展 by nice thngs

少し前まで、とても暑い日が続いていたのに今はその時が嘘のように、気温がグッと下がってきています。そして、つい最近イギリスから帰ってきたと思っていたら、いつの間にか11月に突入。9月や10月はいったいどこに行ってしまったのだろう?と記憶を辿ってみたりしています。
先日は上のムスメの誕生日でした。家族になってから一緒に祝うのは7回目。こちらもあっという間だな~としみじみしてしまいます。その時その時は、バタバタしながらも濃密な時を過ごしているのですが、振り返ってみるとあっという間だな、と思うことが多く、だからこそ一瞬一瞬を大切にしたいなと改めて思います。

さて、明日から新宿伊勢丹で「美シキ日ヨウ品展」が開催されます。初日の明日、在廊いたします。ヤシャブシを染料にしたグレーを染め上げて、すっきりした気分で売り場に立ちたいと思います。
主人の作品もあります。是非是非お立ち寄りくださいませ。伊勢丹新宿本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5にてお待ちしております!


幸せの夕方

夏の夕方

夏の夕方

びっくりするくらいの暑い日が、まだまだ続いている今年の夏です。やっと7月が終わるなという気持ちになるくらい、夏が長く感じられます。ムスメの学校のプールもとうとう中止になりました。今年は特別気温が高いのですが、四季の中では一番好きな季節です。そんな中でも一番好きな時間が夕方です。

主人とコドモ達がお風呂に入っている間、夕食の準備の合間にビール片手にデッキに出て、どんどん変わっていく空を静かに眺める時間が、大好きです。今日はムスメ達と実家を訪れ、自転車で買い物に行き、馴染んだ景色を眺めながら、冷えたビールをカゴに入れ、鼻歌交じりに自転車をこぐという、こちらも幸せな夕方を過ごしました。

制作の方は、締め切りに間に合わせるべくせっせと帯を織っています。暑い日に染色に取り組めた事に達成感を感じる夏です。

夏の染色

夏の染色


どっちを向いてもありがたい

阪急うめだ本店で開催されていた、ぬぬパナ展がこの月曜日に無事終了いたしました。会場にお越しいただいた皆様、作品を見ていただいた皆様、ありがとうございました。
私は、4月15日の日曜日に会場にいたのですが、綿、絹、苧麻、芭蕉、和紙などを素材にした気持ちの良い美しい布たち、素敵な作り手さん達と、一年ぶりに再会でき、良い刺激をもらい、貴重な勉強もでき、楽しい気分にもなるという、贅沢な時間を過ごすことができました。
毎回この展示会に参加して思うのは、作り手の方々や着物の達人はじめこの展示会に関わる方々、訪れる方々のみなさんがお話していて、とても気持ちの良い方ばかりだという事です。これもちゅうさんの影響なんだなと、つくづく思います。
チビどもがいるので、たった一日の在廊で、ディスプレイや撤収作業などほかの方々に頼らないといけない状況でしたが、そこをさらっと請け負ってくださる皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、今日は三田阪急での展示会の搬入でした。旦那が展示会で遠くにいるため、ムスメ達を実家に預けての搬入でした。
学校に上のムスメを迎えに行き、丹波から実家のある伊丹へ行きムスメ達をお願いして三田へ搬入後、伊丹へ戻りムスメ達を乗せて丹波へ帰るという、移動の多い日でした。
この三田阪急でのイベント「丹波篠山の手仕事展」は、明日水曜日から来週の火曜日まで開催されています。焼き物、木工、漆、布と5名の作家の日々の生活を楽しく彩るモノたちが作品が並びます。ioriさんのディスプレイも素敵です。是非是非お立ち寄りくださいませ。

搬入後、お腹を空かせて実家に戻って食べた晩御飯がとても美味しかったです。やっぱり母の味は最高でした。
いつも笑顔でムスメ達を預かってくれる両親、移動の多い親たちに付き合ってくれるムスメ達にも感謝してます。みなさま、いつもありがとうございます!

好きな色

好きな色

そして、きれいな色を見せてくれる植物たちにも感謝!明日はこぶな草に感謝する日になりそうです。