遊びの時間

織り上がり直前

織り上がり直前

雪の降る朝です。昨日のテレビ放送を見てくださった方から、様々な暖かい反応をいただきました。ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
テレビに映る自分自身を見て、声や喋り方表情など「なるほど、私はこんな声でこんな喋り方してるんや」と第3者的に自身を見ることができて新鮮でした。そしてテレビを見た友人知人に言われましたが、自分はそのまんまのいつもの自分でした。番組制作の方々がとても良い方たちだったので、肩に力が入らず、そのまんまでいれたのだと思います。

さて、1週間ほど前に布が織り上がりました。ストール用の布だったのですが最後の数メートルは、小物に仕立てる布にしようとしっかり打ち込みながら織りました。
いつも織り上がりは同じなのですが、なるべく長く織るよう、糸が無駄にならないようギリギリまで織ります。そして最後の方は、中途半端に残っている緯糸の処理も兼ねて、模様を変えながら織ることが多く、自由に遊べる時間でもあります。ほんの10数㎝なのに、緯糸を変えながら模様を考えながら織るので、普通に織るより時間がかかります。
今回も最後の十数センチを楽しみながら織り上げました。


テレビ放送のお知らせ

we'll be on tv

we’ll be on tv

寒くなってきました。丹波では明日から雪が降るそうです。
だんだんと夜に工房に行くのが億劫になってきましたが、次の織りの糊付けが終わり、次の次の織りの染色が終わったので、ぐんぐん進むしかない状況です。

秋の入り口に取材依頼が入り、その後何度か丹波に取材や撮影に来ていただいていたのですが、とうとう番組として出来上がり、来週放送となりました。ABC放送の土曜日午前11時からの番組「LIFE~夢のカタチ」という番組です。
主人と私のものづくりの話が主となると思います。取材を受けていながら、皆様にお伝えするのは何となく恥ずかしい思いもありましたが、ディレクターさんやカメラマンの方、音声さん等関わってくださった皆さんが誠実に一生懸命番組を作られているのを見て、コソコソしててはいけない!と思い直し、この場で告知させていただくことにしました。

まだまだな私のまだまだなモノづくり風景が出ると思います。そのまんまの自分が画面上どう見えるのか、放送当日は家族みんなで鑑賞したいと思います。
放送後1週間はtverというアプリで番組を見ることができます。

ご都合が合えば、ご覧くださいませ。


Refresh!

癒しの場と人

癒しの場と人

10月の窯焚きから休みなしに動き続けていた我が主人、11月の最終末にやーーーーっと休むことができたので、久々に家族そろって休日を取ることができました。行先は、いつもの様に海。里山に囲まれた地に住みながら、海が大好きなので休みの日はとにかく海に向かうことが多く、また、我が家からは1時間少しで水の澄む美しい海に行くことができるので、今回は一泊二日で近場の海に行ってきました。

秋の海は水がさらに澄み、外海は波がザブンザブンと打ち寄せエネルギーをいっぱいもらってきました。海と空も相変わらず美しく、文字通りゴロゴロのんびりできました。
青味がかった景色を楽しんだ後は、緑と黄色、赤、茶といった山の景色の家に戻り、やっぱり家も良いねーと確認した週末でした。


現在工芸フェアちんゆいそだてぐさ

丹波布のストール

丹波布のストール

あっという間に12月になり、やや呆然としています。
先々週の11月22日(日)と23日(月・祝)の二日間、奈良の大和郡山城址で開催された現代工芸フェア「ちんゆいそだてぐさ」に出店いたしました。
主人と横並びで子供二人を連れての家族での参加。子供たちは親の出店場の裏に張ったテントで、遊んだりお菓子を食べたり、喧嘩したり、木に囲まれた開放的な空間で、木登りしたり、追いかけっこしたり、喧嘩したりと親の仕事に二日間付き合ってくれました。

お天気にも恵まれ、お客様の反応もありがたく、うれしい二日間でした。
作品に目を留めてくださった方、出店場所に足を運んでくださった方、ありがとうございました。コロナ禍のご時世でなかなかお客様とお話できる機会が少なくなっている中で、直にお話をし反応を知ることができた貴重な機会でした。
この嬉しい気持ちをそのまんま大切に作品作りに連れていきたいと思います。

ありがとうございました!