幸せな瞬間

開きました!

開きました!

夜なべが夜な夜な続いております。
昨夜は、筬通しを終え織り始めました。筬を通し終えて、機にセットした後踏み木を踏んで綜絖(糸)が上下に開くかを確認します。うまく開かない場合は、綜絖の通し方や筬の通し方に問題があるので、もう一度通し直しをしないといけません。そんな面倒なことはできれば避けたいので、毎回祈るように踏み木を踏んで、綜絖の開きを確認します。
パカッと上下に糸が開いてくれた時は、とても嬉しく幸せを感じます。

満足な気持ちで、夜なべを終えて布団に入ったのですが、熟睡しているムスメたちの間に体を滑り込ませる時も、とても幸せです。程よく暖まった布団が心地よく、安らかな寝息を聞きながらぐっすり眠れました。


展示会のお知らせ

展示会@ギャラリー石田

展示会@ギャラリー石田

10月も後半に入り、ムスメの学校やダンスの行事、数か所での主人の展示会、そして私自身の展示会と製作ナドナド“ぎっしりとスケジュールが埋まってます月間”に突入しています。
今週火曜日までの三田阪急さんの展示会後の10月26日から、東京の三鷹市にある「ギャラリー石田」さんでの展示会が始まります。二年前の4月から今回2回目の展示会となります。緑豊かな井の頭公園のすぐ近くにある、こじんまりとした上品な空間で、主人の陶器と私の丹波布作品をご覧いただけます。

前回の展示会で好きになった井の頭公園は、とても気持ちの良い空間で、散歩をするのに最適です。
期間中土日は、土曜日私、日曜日主人が在廊しております。
是非、お越しくださいませ。

INFO

INFO


ながらの日々

村の秋祭り

村の秋祭り 獅子舞見物中

先週末は、住んでいる村の秋祭りでした。大人たちは休憩所でのお茶やお菓子の準備、お昼ご飯の炊きだし、男の人たちは神輿を引っ張り、母たちは子供たちについて神輿と共に村を歩きます。そして、小さな子供たちは紅白の縄を持ってお神輿の後ろを歩き、小学生たちは交代でお神輿の中でお囃子を奏でます。
休憩所ごとに、獅子舞を舞い、子供たちはジュースやお菓子を振る舞われ、村の人たちはお神輿の上に投げ銭をします。
我がムスメも、友達と村を練り歩き、お囃子を奏で、お菓子やジュースを頬張り、苦手な獅子舞は遠くから見物したりと、祭りを思いっきり楽しんでいました。
村全体が高揚し、老若男女楽しげなこの秋祭りは、とても良いものです。子供たちを見守りながら、ひたすら喋り倒した一日でした。

行事いっぱい、予定いっぱいの秋ですが、子供の行事、村の行事、自身の仕事関係の用事をしながら、綿や糸に向き合っています。紡ぎながらの織が終わったので、残り糸でもうひと頑張り織ります。次は織りの準備をしながらの染色。合間にムスメの参観日や発表会、そして相方の窯焚きサポート(賄い料理をする程度ですが)。バタバタと色んなことが同時進行で起こっていますが、こんな時の方が製作に弾みがついて、進んだりもします。
色んなことをしながら、グングン作っていきたいと思います。

残り糸で縞を考案中

残り糸で縞を考案中

 

 


パリパリとしみじみ

カゴにモリモリのパリパリ糸

カゴにモリモリのパリパリ糸

大型の台風が通り過ぎた週末でしたが、今日はカラッとした気持ちの良いお天気でした。

台風上陸のニュースがずっと流れていた日曜日は、外出を控えて家族でタラタラと過ごしていましたが、そのなんにもしない状況がとてももったいなく感じてきて、急に思い立って次の織の糊つけをしました。

どんよりとして時々雨のパラつく、湿度の高い日に糸など乾くわけもなく、雨が止んで風が吹くと外に干してみたり、扇風機に当ててみたりとジタバタしましたが、全く乾きませんでした。次の日は青空が見え、嬉々として外に干したものの、祝日で家にいる娘1ともっと小さい娘2と過ごすうちに糸をさばく事を怠ってしまい、バリバリに乾いてしまいました。

糊をつけた糸は、乾かしている時にマメにさばいてあげると、糸同士がくっつかずぱらっとばらけて、次の経糸巻きがとてもし易くなります。経糸を巻く前には、糸がうまく出るように糊つけ後の乾いた糸をしっかり揉みほぐしてあげます。さばくのを怠けた糸をもみほぐす時は、力がいるので、糸があたる部分の皮が赤く擦りむけたようになる事もあります。とても小さな事ですが、怠けると痛い目にあいます。今回も痛い目にあってしまいました。

相変わらず、製作と生活でバタバタしていますが、カラッと晴れた空を見上げた時、誰かと言葉を交わした時、家族でごはんを食べている時など、日常のふっとした時にしみじみと幸せな気持ちなるなります。

今晩もしみじみとしながら軍手をつけてパリパリの糸をほぐしたいと思います。


週末

beauty of nature

beauty of nature

秋らしい天気になり、空や光が変わってきました。毎朝カーテンを開けて空を見上げるのが、朝の儀式のようになっています。先日染め上がり整経を終えた糸は、痛恨のイージーミスを乗り越えて、機に上がりました。この注文の布はヨコが一色のみなので、あとはひたすら織るのみです。
有難いことに、注文でいただいている反物がまだあるので、織りながら次の作品つくりの準備に入っています。焦らず、心を込めて取り組みたいと思っています。

先日、家族で「神戸どうぶつ王国」というところに行ってきました。ここは、人間と動物の間の柵や檻がなく、同じ空間で動物たちと会うことができます。(動物によっては、水槽や柵の向こうにいるものもいます)動物好きの上のムスメは、「ここに住みたい!」と大喜びしていました。様々な鳥に出会えるのですが、私の方は鳥たちの持つ色調の美しさに、大喜びしていました。
草花もハッとするような、美しい色を見せてくれますが、鳥たちのもつ鮮やかで華やかな色やコントラストにとても惹きつけられました。良い刺激になった一日でした。

 


夏休み後半戦

夏です!

夏です!

8月も半ばを過ぎました。毎日ドタバタしている間に、もう半ば?という感覚と、まだ2週間もある!という感覚がまぜこぜになっています。そしてムスメ達との毎日も、あー時間が取られる!という思いと、結構楽しいやん!という思いがごちゃ混ぜになっています。

8月は、大好きな丹後の海で思いっきり遊んできました。家に帰ってさあ織るぞ!と機に向かっていますが、機織り挑戦中の小1ムスメのお喋りに付き合い、なんか調子が狂います。そして合間合間に新しく我が家の一員になった、下のムスメのオムツ替えナドナド…半ば諦めながらも、織り上げ目標に向かって立ったり座ったりしてます。


小1の挑戦

集中してます

集中してます

まだまだ続く夏休み。ムスメとの時間に大半がとられるので、今回も相変わらず夏休みの話題です。
春休みにできなかった機織りを夏休みに行うことにしました。糸を選んで、並べ方を考え、整経と綜絖通しでは助手になり、筬通しに挑戦し、やっとやっと今までやりたかった機織りを始めることができました。
良く言えば元気、別の言い方をすれば落ち着きのない、我が小1ムスメ。どんな機織りになるか、覚悟していましたが、いざ織り始めると集中し、間違えたところは次回気を付け、前向きに継続して取り組めています。そんな彼女の姿を見て、かつての大先生の「機織りは自分自身を正してくれる」というような言葉が思い浮かびました。
ものごとに集中して、何かを成し遂げる楽しさを機織りを通して共有できていることにとても幸せを感じます。

しかし、体のどこかが動いていないとなかなか落ち着かない我がムスメ。機織りに集中しているのですが、よく喋る!織を始めた私と同じことをしているのが楽しいようで、とにかく喋る。私も楽しいのですが、いつもの工房と様子が違って賑やかです。


もうすぐ

梅雨らしい日が少なく、とにかく暑〜い日が続いています。クーラーのない我が家は、日中、よしずを立て窓を開けて風を通し、暑さをしのいでいますが、夕方になると田んぼの上を通る涼しい風が家を吹き抜け、快適です。クーラーがとても苦手なので、この涼しさはとてもありがたいです。

さて、諸事情により延び延びになっていた注文品の納品ももうすぐできそうで、待っていただいている次の織にも、もうすぐ取り掛かれそうです。そしてそして、とうとう夏休みももうすぐになってしまいました。小1ムスメの初めての夏休み。楽しみでもありますが、1日家にいてお昼ご飯も家で食べ、オマケに毎朝ラジオ体操も有りで、どうやってお互い楽しく過ごすか、自分の仕事の時間を確保するのか、日々作戦を練っています。

好きな時間

好きな時間


静かな時間

夜なべの時間

夜なべの時間

昼間がバタバタとしていて、小刻みにしか機の前に座れない日々です。焦って気持ちが前のめりになって作品に影響が出ないよう、又締切に間に合うように、晩酌の誘惑をぶんぶんと振り払って、ムスメが寝付いた後は工房に向かいます。

この時期の夜なべは、カエルの唄が聞こえ、涼しい夜風がソヨッと部屋に吹き込んで、静かで穏やかな空気が漂っています。静かに集中し、静かに作業を進め、静かに一日が終わる、なんとも心の静まる夜です。
今週は、夜なべの日々が続きそうです。


妄想の時間

綜絖通し

綜絖通し

次にすることしか考えられないくらいのジタバタした日々が少し落ち着き、機に向かえる機会が戻ってきました。織る前の“機上げ”と呼ばれる作業の一つに“綜絖(そうこう)通し”という工程があります。別名“もじり通し”とも呼ばれるこの工程は、綜絖の輪(針金をくるんと輪にしたところ)に、糸を一本一本としていきます。
この単純作業が始まると、妄想というか頭の中ではつらつらと色んなことが浮かんできます。
若いころの失敗を思い出し一人で恥じ入っててみたり、近所の猫が目に入ると、猫の世界について深く考えてみたり、お昼ご飯に何を作るか考えてみたりと、頭の中は結構忙しいのですが、手と目はひたすら糸と綜絖を見つめています。
一見辛気臭いこの作業ですが、ふかーく自分の世界に浸れるので綜絖通しの時間は結構気に入っています。

無事、綜絖にも筬にも糸が通ったので、本日からいよいよ織り始めます。