it’s autumn !

仮筬通し

仮筬通し

ついこの間まで暑かったのに、すっかり秋が深まってきたように感じる日が続いています。朝晩の冷え込みがすごくて、朝と夕方は車のヒーターをつけているのに、昼間はお日さまの力が強く、車のクーラーを入れています。
ラグビーのワールドカップも終わり(我が家にとっては少々残念な結果でしたが、、、)、面白かった!という満足感とテレビ観戦から解き放たれて、自由な気分です。制作の方は待ったなしで、次の一本にかかっています。写真は仮筬(かりおさ)通しといわれるもの。整経が終わった経糸を縞の順番通りに、一旦筬に通します。ここで縞の確認ができて、整経に間違いがないかを確かめられます。そして、次のちきり巻きの時に、実際に通す幅のまま糸を巻くことができます。
ちきり巻きのための作業ですが、縞の確認ができて間違っていたらここで修正できるので、目立たないけど大切な作業工程だといえます。
しかし、‟仮”という字がつくだけあって、ちきり巻きが終わり機に上げ作業の時に、ぜーんぶ糸を抜いてしまうのです。そして綜絖(そうこう)に糸を通した後、本筬といって再び糸を通して、織り始めます。抜くのを前提で筬を通す仮筬をするたびに「禅のようだ~」と思ってしまいます。
今日は本筬まで進みました。夜中に緯糸を巻けたらいよいよ織り始めます。この一本が終わるころには、紅葉で山の色も変わっているのかな、と思いながら今夜も寝落ちに打ち勝って工房に向かいたいと思っています。

秋の夕焼け

秋の夕焼け


京阪百貨店出品中

糊付け

糊付け

ラグビーワールドカップがいよいよ終盤を迎えました。主人も私もラグビー好きで、自分の国の日本、主人の国のイングランド、主人のお父さんの出身国のウェールズ、オールブラックスも好き、と応援する国が多く、我が家ではワールドカップ開催してから、ラグビー漬けの日々を送っています。
娘たちもラグビーに詳しくなり、上の娘は好きな選手ができ(ハンサムな人が多い)、その人を応援し、下の娘も三歳ながら「スクラム」という言葉を覚えたりと、子供たちにも大きなインパクトを残しています。今週末はいよいよ決勝戦!ワクワクしてます。

製作のほうにもラグビーワールドカップの影響が若干出ていますが、ぼちぼちとコンスタントに織ったり紡いだり染めたりとしております。若干遅れ気味の次の帯の準備にかかるために経糸に糊を付けました。午後から糊付けをしたため、干す場所はいつもの南側ではなく、西日の当たる西側のデッキ。良い天気だったので、夕方にはパリッと乾くかなと思っていたら、夕方になっても中の方はしっとりとしていました。秋の太陽と夏の太陽の違いを実感しました。結局糸は部屋に移動して、ストーブの力を借りています。

さて、大阪守口にある京阪百貨店さんで作品をご紹介いただいております。和の文化を二十四節気を通じて提案しているイベント「暮らしのこみち」の中で、取り扱っていただいております。私の作品のほか丹波の古道具屋さん「ツバクラ」さんの籠など、丹波のものを紹介されています。売り場のディスプレイも素敵です。機会があれば、是非お立ち寄りくださいませ。

京阪百貨店 守口店 くらしのこみち 一周年記念 「丹波の暮らしと古道具展」10/24〜10/30
http://picpanzee.com/kurashinokomichi_official


mottainai

煮出した後のヤシャブシの実

煮だし後のヤシャブシの実

モノカラーの織りの二本目に挑戦中です。昨年度は、以前に織った布のリピートや決まった柄を織ることが多く、リピートとは柄や色だけでなく、その布の持つ“雰囲気”も再現することなんだな、ということに気付いたり、深く考えるチャンスをもらえました。その、ちょっとマジメな感じでに取り組んできた反動があるのか、今、自分自身でテーマを決め、自由に自身も感性もパーっと開放して製作している事がとても楽しく、体や気持ちをグッと伸ばしている気分になります。

モノカラー第2弾で、緯糸を染めるのにヤシャブシの実を使いました。こぶな草のような葉とは違い、木の皮や実は何度も煮出して染液を取ることができます。今回使ったヤシャブシの実も5,6回煮出した後のものを使いました。煮出しては、まだいけるからと乾かして保存し、またそれを繰り返したものを使いました。今回取った染液は薄くはなっていましたが、また次に色を出してくれそうだったので、薄く染めるときのために、乾かして保存しようと思います。
捨てるのはまだもったいない、と何度も煮出し、乾かし、また煮出しと、使わせてもらっています。


monocolor

色とりどり

色とりどり

暑い日が続きましたが、空や空気が秋を感じさせてくれます。工房では、織に精を出しております。順調にサクサクと進んでいるので、もう一本織れそうな気がして、タンスから残り糸を引っ張り出してきて、休憩の時間に糸を並べ、デザインに頭を悩ませております。今織っている布も、次に織ろうとしている布も、糸味をテーマに色は極力抑え単色に近い形で、でも草木で染める面白さを表現したいと思っています。
そう思って周囲を見回すと、濃淡はあるものの単色の多いこと。単色といっても全く同じ色ではなくそれぞれが違う色で濃さや色味が違う。栗も葉っぱもそしてココさんも!栗も一つ一つ違う色だし、葉っぱも場所によって微妙に色が違う。ココさんも表の毛と中の毛の色も違うし、生えている場所によっても違う。だから自然界のものは、写真に撮ってもベターっとした印象では映らないんだと、納得しました。
次は色とりどりのグレーを並べた布を織ってみたいと思っています。


what a nice day !!!

良き日

良き日

お盆真っ只中ですが、我が家は主人の展示会などが入り、いつもと変わらない毎日を送っています。ムスメ達もそれぞれお盆の特別保育などで、こども園とアフタースクールにお世話になっています。
私は、久々に日中のすべての時間を制作に使え、織ったり染めたりサクサクと仕事が進み明日への勢いと仕事の目途もつき、とても効率的に気持ち良く仕事の進んだ日でした。

夕方は食後にムスメ達と犬の散歩。台風前の湿った風に吹かれながら、心地の良い時を過ごしました。大きな台風が接近しているとのこと。どこにも被害がないことを祈るばかりです。


GREEN !

さんぽみち

さんぽみち

湿度と温度の高い日が続いています。そこらじゅうの植物たちが、すごいエネルギーでどんどんと伸びてきています。山々や田んぼ、あぜ道に負けじ我が家の草たちも、グングンと伸びジャングルのようになってきました。そろそろ草刈や草引きをしないといけないな~、この草が花だったら草引きしなくていいのにね、とかなわぬ事を思いながら夕方ビール片手に庭を眺めていました。
さて、夏休みです。始まって1週間が経ちました。このブログを書きながら、まだ1週間しか経っていないことに少しびっくりしています。平日はこども園やアフタースクールに行ってくれているのですが、それを差し引いてもPTAで回ってくるプール当番に行ったり、実家近くのプールに遊びに行ったり、映画を観に行ったりと中々盛りだくさんの夏休みを既に過ごしています。
ラジオ体操に遅れないよう起こしたり、アフタースクール用のお弁当を毎朝入れたりといつもと比べて面倒なことはありますが、プールで遊んだり映画を観たりと、コドモ達の好きな事を一緒に楽しむという貴重な時間を過ごしています。今、機上げをして明日には織り始める事の出来そうな帯も、ぼちぼち進めながら賑やかに健やかに夏を過ごしたいと思います。

上ムスメと観た「アラジン」、これからの女の子たちへの応援のように感じ、ポップコーンをパクパク食べながら映画に見入っていたムスメの隣で、ひっそりと涙ぐみながら観ていました。


Happy days

my school

my school

6月に入り、落ち着いて制作に向かう予定が5月のバタバタの余波で、色々な用事が入り、あまり落ち着けていません。そんな中でも、機に向かう時間が増え、染色にも取り掛かることができて、“いつも”の時間に少しずつ戻れている事を感じ、ホッとしています。いつものペースに戻れたことが嬉しく、なんとなくウキウキと毎日を過ごしています。いつものペースに戻れましたが、相変わらず掃除や後片付けは後回しになっています。

先週末に大学の所属していた体育会の創部記念式典があり、久しぶりに母校に行きました。20数年ぶりに行く母校は、震災後建て替えられたり、新しい建物が増えたりしていましたが、面影はしっかりと残っていました。駅から歩いた道も足が覚えているのか、なにも考えずに学校までたどり着くことができました。久々に会う先輩後輩、同期のチームメートたちは歳は重ねても、昔と変わらぬ顔や喋り方で、一気に学生の頃に戻ったような気分になります。
笑顔あふれる友や仲間たちでしたが、歳を重ねた分それぞれの人生に色んなことがあるんだろうな、と思うとその笑顔がとても大切で愛おしいものに思えたりもします。

飲んで食べて喋って、まだまだ喋り足りませんでしたが、とても幸せな時間を過ごし、今もその幸せを味わっています。色んなことを思い出してニヤニヤしながら、いまひとつうまくいってない染色に粘り強く取り掛かろうと思います。


好きな季節の好きな時間と好きな眺め

春の夕方

春の夕方

冬がはるか前のように感じられるくらい、暖かい日が続いています。桜もすっかり散り、近所の田んぼに水が入りもうすぐ田植えが始まるようです。田んぼに水が入ると、カエル達の鳴き声が響きまだ先の夏がほんの少し近づいてきたように感じられます。
今ぐらいからの季節は、山に新緑が見られ田んぼには稲が育ち、空も爽やかな青色で虫やらカエルやらが動きだし、楽しい気分になります。今ぐらいの季節から寒くなるまでは、夕方がとても気持ち良く、ビール片手にデッキに出て、刻々と変わる空を眺める時間が最高です。コドモタチをお風呂に追いやり、料理の合間にデッキに出て静かな時間を楽しんでいます。

良い季節になってきました。そして10連休も近づいてきました。連休中は仕事はできないと覚悟し、連休前に一本織り上げたいと、せっせと機に向かっています。五月に入ると展示会やクラフトフェアが目白押しです。バタバタが予想される五月を迎えるまでに一本織り上げて、ココロに余裕を感じたいと思っています。

好きな眺め

好きな眺め

少々焦りながら機に向かっておりますが、機の後ろから糸が並ぶ様を「いいな~」と眺めることのできる余裕はまだあるようです。


色とりどり

春の色

春の色

経糸巻けた

経糸巻けた

新学期が始まりました。上のムスメは一学年あがり、下のムスメはこども園に行き始めました。日中コドモタチのいない日常に戻り、さあ仕事始めるぞ!と意気込みすぎてやりたいことが多く何から始めていいかわからなくなり、先ず順番決めから始めた新学期初日でした。
1週間経ち、家も子供も日常モードに戻って、やっと落ち着いて仕事場に入れます。

四月中に一本織ってしまいたい帯があるので、先ずは縞立てから始めています。今回は、残った糸を組み合わせて帯を織る予定です。ゼロから縞立てをする場合は、自由に気持ちを開放するような感覚で柄を考えるのですが、残り糸を使う場合は糸の量から使える本数を計算して、柄を組み立てるという少しエンジニア的な要素が入ってきます。クリエイティブな部分とエンジニア的な部分が混ざり合いながらする縞立てはおもしろく、頭を悩ませながらも楽しんでやっています。
ほぼ縞が決まった時点で経糸巻き。後は整経の中で糸の量を見ながら、縞を考えていきます。どんな縞になるか、楽しみです。


展示会のお知らせ

年度末です。年度のまとめや、関わっているイベントの準備やら色んなものに追いかけられて、ひたすら走っているような感覚です。こんな時は、一段落した時の喜びを想像しながら走ります。

さて、今回は展示会のお知らせです。以前に展示会をさせていただいた、名古屋のORIBE NAGOYAさんで、主人との二人展が開催されます。私はストールやバッグといった日常使いの丹波布、主人は食器や酒器、花器など、こちらも日々の生活で使っていただけるようなものを展示販売いたします。
一階は陶器を販売し、二階にカフェ併設のギャラリーがあります。大きな窓とベランダのある明るい空間で、ゆっくりと作品をご覧いただけます。ご都合が合えば、是非お越しください!
初日の23日と24日は、夫婦でギャラリーに在廊しております。

今晩も織り上がったストールのフリンジをくりくりとねじっています。

oribe exb 2019

oribe exb 2019

「陶と織」 ジェイムス・イラズムス/イラズムス千尋 二人展
2019年3月23日(土)~31日(日) 11:00~19:00 ※会期中無休
ORIBE NAGOYA
TEL:052-253-5580
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-1-37