朝の習慣

冬の朝

散歩中の景色

寒い日が続いています。田舎に住むと車での移動が多く、家で織ったり紡いだり染めたりの生活をしているとあまり歩きません。
運動不足の解消と、暖まるために朝、中年太り気味の犬を連れて、せっせと歩いています。寒くて、青空の見えない日が多いのですが、毎朝様々な景色が楽しめます。

丹波は、クジラが泳いでいたり、熊が鮭をくわえていたりといった、ダイナミックな自然は見られませんが、小さな野生を身近に感じたり、見たりする事ができます。たくさんの種類の鳥、タヌキやキツネや鹿、木や草花、虫たち。車だと見落としてしまうような小さな生き物や、景色を目にしながらずんずん歩くのは、ココロとカラダにとても心地よく感じられます。

そして、もう一つの朝の習慣は、糸紡ぎ。気持ちを“作る”に向かわせる儀式のように思えます。週末、東京や実家にいてできなかった、この朝の習慣。明日の朝から再び始まります。