大事な工程

 

 

ちきり巻き

ちきり巻き

明日の朝は記録的な寒さになると、天気予報が告げています。今晩の丹波はぐっと冷え込んでいますが、雪は降っていません。「記録的な寒さ」という言葉に負けて、今晩は工房に向かえずにいます。
次の一本のちきり巻きが昨夜終わり、機上げ作業に入っています。前回織った布は、先日依頼していただいた方にお渡ししました。直接のお渡しだったので、ドキドキした瞬間でしたが無事に渡せた後は、気が抜けてその日はぼんやりとしてしまいました。

織り上がった布は、目飛びがないか必ず確認し、目飛び等があった場合はお直しをします。普段は自分でするのですが、「目飛びがなかったらいいな~」という希望的観測の元行うので、見落としがないか逆に心配になるときがあります。今回はお渡しまでの時間も迫ってきたことから、友人のお直し名人にお願いしました。最後の最後の大事な工程を快く引き受けてくれ、またしっかり確認しきれいに直してくれた彼女の存在がとてもありがたかったです。


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