firing !

窯焚きしました

窯焚きしました

すんごい勢いで窯焚きに向かって進んでいた主人の窯焚きが先週終わりました。展示会に間に合わせるため、また少しでもたくさん作るためのぎりぎりのラインで火を入れ、なんとか間に合うタイミングで焚き終わることができました。
今回は当初の予定より一日ずれたため、急遽私が3時間ほどのピンチヒッターで窯焚きを手伝うことになりました。昼間とは言え、空気は冷えているので椅子を窯の前に置き、コーヒーと椅子をそばに置き火を眺めたり、薪をくべたり、薪を運んだりして午前中を過ごしました。
山の空気を吸い、薪のはじける音を聞き、スモーキーな香りをかぎながらの窯焚きはとても気持ちの良いものでした。これが自分の窯で先の予定がぎっちり詰まってて、一日15時間ほど焚いていたら、のんきに楽しむ余裕などないやろな、と主人の顔を思い浮かべちょっと悪いなと思いながら、良い時間を過ごすことができました。

さて、布の仕上げの砧打ちですが週末に行いました。硬い木を台にして上に手ぬぐいをかぶせトントンと布を打つと少しづつ布がしなやかになってくれました。ただ砧が当たる面が小さく全体を柔らかくするには何度も打たないといけないようで、まだまだ完成とは言えません。なかなか根気のいる仕事だなと実感しました。
休みの日に行ったので、トントンと打ち続ける私の横で上のムスメはリズムに合わせて歌いだし、下のムスメはおもちゃの太鼓を引っ張り出してきて、太鼓を打ち鳴らすというにぎやかな砧打ちでした。おかげで腕のだるさも半減したので、次回もお付き合いいただこうかと思っております。


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