言葉で表す

nice things

nice things

今晩も数々の誘惑をなぎ倒し、工房に向かうことができ、ホッとしています。先日図書館から借りてきた本がとても面白く、首っ引きになっていましたが、それも二日ほど前に読み終わり、本からも解放されて自由になった気分です。奴隷時代をなぞる「奇跡の大地」という小説ですが、内容も日本語訳も良くどっぷりと本の世界に浸ることができました。
本を読むことは好きなのですが、逆に言葉を使って表現することは私にとってはハードルが高く悩ましい作業です。その悩ましい作業と向き合う機会を数か月前にいただき、少し前なのですがそれをたくさんの方々に読んでいただけることになりました。

以前に取材にきていただき、昨年は企画展でもお世話になった‘nice things’さんの雑誌に作品と共に、私自身の制作に対する思いの様なものを書いて欲しいという依頼をいただき、普段頭の中でボヤーっと感じていることを言葉にしてみました。主人も同じ依頼をいただき、こちらは彼が表現した言葉を日本語にする作業も請け負いました。
主人の制作に対する思いは、普段の会話で言葉として耳にしているので、それを日本語にすることはそんなに難しくはなく、また自分自身の思いについても、書き始めると自然に言葉が出てくる感覚でした。ただ、それが皆様に読んでいただくレベルかどうかと言えば、首をぶんぶんと横に振りたくなる思いで、改めて言葉で表現することをお仕事にされている方に尊敬の念を抱きました。
拙い文章ですが、素敵に撮っていただいた写真と共に紹介していただいております。機会があれば、お読みくださいませ。


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