2015年1月19日
枇杷の葉
染色作業、まだまだ続いています。
週末に、近所の友人宅にある枇杷の木から、葉っぱと小枝を分けてもらいました。大きな枇杷の木で、実も沢山つけてくれるそうです。10年ほど前にコープで買った枇杷だそうで、食べた後の種を蒔いたら大きな木に育ってくれたとの事。小さな種が大きな木になり、実をつけて食べ物になる。分かりきったことですが、実物を前にそんな話を聞くと、ジワジワと感動します。
今日は、このコープ枇杷さんの煮出しをしました。枇杷は私の好きな染色材料の一つ。色も安定していて、石灰媒染でピンク色に染まります。煮出した染液は、2日間ほど置いて赤味を引き出します。
残った葉っぱは、焼酎に漬けてかゆみ止めやキズ薬などなどに使います。こんな時に植物の持つ力ってすごいなとしみじみと感じます。そして、植物の力を使えるような知識を増やしていきたいなと思います。