京阪百貨店出品中

京阪百貨店

京阪百貨店

年末から色々なことをお知らせ忘れしており、遅ればせながらバンバンとお知らせ中です。

昨年末から京阪百貨店守口店さんにある「くらしのこみち」で、作品を扱っていただいております。モノや食など暮らしに関する様々なものを提案している素敵な空間です。味噌づくりなどワークショップも開催されています。
ぜひお立ち寄りくださいませ!


「日常茶事始め 抹茶へのアプローチ」展終了いたしました

agerでの展示

agerでの展示

札幌のギャラリー agerさんでの展示会「日常茶事始め 抹茶へのアプローチ」が先週終了いたしました。私は、抹茶入れの袋やナツメの入る袋、そして抹茶椀と茶入れなどが入るお茶セット袋を出品いたしました。
お茶をもっと身近に楽しく感じるをコンセプトに企画された展示会で、私はものだけの参加でしたが、新しい商品も企画することができて、楽しい気分で作品を送り出しました。お声がけいただいて、とてもうれしかったです。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました!

家の畳の部屋を一つ空っぽにしたので、今年は抹茶を楽しみたいと思っています。


firing !

窯焚きしました

窯焚きしました

すんごい勢いで窯焚きに向かって進んでいた主人の窯焚きが先週終わりました。展示会に間に合わせるため、また少しでもたくさん作るためのぎりぎりのラインで火を入れ、なんとか間に合うタイミングで焚き終わることができました。
今回は当初の予定より一日ずれたため、急遽私が3時間ほどのピンチヒッターで窯焚きを手伝うことになりました。昼間とは言え、空気は冷えているので椅子を窯の前に置き、コーヒーと椅子をそばに置き火を眺めたり、薪をくべたり、薪を運んだりして午前中を過ごしました。
山の空気を吸い、薪のはじける音を聞き、スモーキーな香りをかぎながらの窯焚きはとても気持ちの良いものでした。これが自分の窯で先の予定がぎっちり詰まってて、一日15時間ほど焚いていたら、のんきに楽しむ余裕などないやろな、と主人の顔を思い浮かべちょっと悪いなと思いながら、良い時間を過ごすことができました。

さて、布の仕上げの砧打ちですが週末に行いました。硬い木を台にして上に手ぬぐいをかぶせトントンと布を打つと少しづつ布がしなやかになってくれました。ただ砧が当たる面が小さく全体を柔らかくするには何度も打たないといけないようで、まだまだ完成とは言えません。なかなか根気のいる仕事だなと実感しました。
休みの日に行ったので、トントンと打ち続ける私の横で上のムスメはリズムに合わせて歌いだし、下のムスメはおもちゃの太鼓を引っ張り出してきて、太鼓を打ち鳴らすというにぎやかな砧打ちでした。おかげで腕のだるさも半減したので、次回もお付き合いいただこうかと思っております。


Under challenge !

砧(きぬた)

砧(きぬた)

緯糸に大麻糸を使用した布が織り上がりました。機からおろした布は、木綿の布と比べてシャキッとして素朴で力強い布になりました。今度はその布を砧で打って、仕上げる予定です。
写真の様な道具、砧を使い硬い石の上に布を置いてたたき柔らかく、素材の持つ風合いを引き出すよう仕上げます。かつては、“打つ”を“つく”と呼んでいたようです。昔はどの家庭でも洗濯の仕上げとして行われていたようです。また、麻や木綿、そして絹の産地でも行われていたとのこと。もちろん今も砧打ちで仕上げているところはあるようです。
前々から興味があった砧打ち、初めて竹で染めて経糸にし、大麻糸で初めて織った初めて尽くしの布で、初めての砧打ちに挑戦しようと思います。新しいことへの挑戦、めちゃくちゃ楽しみです!


nice to meet you !

hempさん

hempさん

2020年になりました。暖かい穏やかなお正月で、ぼんやりしている間に年が明けた気分です。年越しとお正月は実家で過ごし、犬の散歩をしたり、本を読んだり、初詣に行ったり、間にビールを飲んだりとのんびり過ごしました。丹波に帰り、そろそろ仕事にかかりたいなーと思い始めるのと、こどもがエネルギーを持て余し始めるギリギリのタイミングで、こども園や学校が始まろうとしているので、ホッとしています。

制作の方ですが、昨年からの持越しになってしまいました。今回は、少し丹波布から離れて“素材”にスポットを当て、今までとても興味のあった大麻の糸を緯糸に織り込んでいます。初めて触る素材は、興味深く、今までの羊毛や綿との付き合いの中から学んだ事を生かしながら、新しい触感を楽しみ、糸の持つ性格をじっくり観察しながら、織り進んでいます。まさに、糸に対して「初めまして」と深々とお辞儀をしながら握手をしている気持ちです。
綿に比べると伸縮性がなく、真っすぐな糸はごまかしがきかず扱いも慎重になります。布になった部分はパリッと真っすぐで、織り上がり後の仕上げや経年でどんな変化が起こるのか、ワクワクさせてくれます。
何はともあれ、初めての素材。より謙虚にじっくりと向き合いたいと思います。

HAPPY  NEW YEAR!2020!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって幸多き一年になりますように。


so efficient !

christamasd ay

Christmas day

クリスマスが無事に終わりました。毎年のように七面鳥を丸焼きにして、親しくしているお友達家族とワイワイ言いながら食べました。子供たちもそれぞれ毎年大きくなり(当たり前ですが…)、そんな子供たちの成長を見るのも楽しく、下は3歳から上は13歳の子供たちが、楽し気に遊んでいるのを見ながら、大人たちはひたすら飲み食いしていました。

クリスマス中も制作は続くのですが、今回念願の”ちきり巻き柱”を主人が工房に設置してくれて、一気に作業効率が上がりました。染色は工房隣の染色場、その他の作業は工房でできていたのですが、しっかりとした柱が必要なちきり巻きだけは工房でできず、キッチンのカウンターの足に括り付けて行っていました。
ちきり巻きには、縦3メートルほどのスペースもいるので、ソファやらテーブルを動かさないとできないという、少々めんどくささを感じる作業だったのですが、工房と染色場の間に取り外し可能な柱を主人が取り付けてくれたおかげで、道具の移動もなく、家具を動かしたり戻したりする必要もなくなり、とてもスムーズに作業に取り掛かれるようになりました。
作業の場を移すだけで、こんなに楽になるんだ!と自分でも驚いています。ひとつ身が軽くなった気分を味わっています。

工房でちきり巻き

工房でちきり巻き


love COCO

さんぽ

さんぽ

穏やかな天気が続いています。インフルエンザに罹ったかと思ったムスメですが、気管支系の風邪だったようで、結局先週いっぱいこども園をお休みすることになりました。「ママなにしとるん?」と質問攻めにあいながら、看病しながら染めたり織ったりする一週間でした。
すっかり元気になり、今週からこども園に行き始めてくれたのでやっと自分のペースで動くことができ、ほっとしています。看病中は制作が遅れることについて「しょうがない。後で取り戻そう」と諦めの境地で、心は穏やかなのですがいつものペースに戻り取り戻さないといけない日々を迎えると、予定に間に合うのか!と心がざわざわしてきます。
そんな時、ココさんと散歩したりぼんやり座っている様子を見ると、一日は24時間しかないし手は二本だけ、バタバタ焦ってもしょうがないな、と少し心が落ち着きます。
だんだん年を取ってきて、動きがさらにゆっくりとなってきたココさん。もともと穏やかなのんびりした犬ですが、さらにゆったりとまるで瞑想をしているような様子のココさん。タプタプになった下あごを触ったり、貫禄の出てきた背中をワシャワシャと撫でながら、なるべく長く一緒にいましょうと話しかけています。

さてさて、新しい染色材料として使ってみた竹。私の住む村は竹かごの産地として、昔は青年団の男性が副業として作っていました。かつては輸出もされていたようで、地元用の商品を作る人と輸出用の商品を作る人がいたそうです。今は二人の方が技術を持って作っていらっしゃいます。その竹かごに作る中で残った破片をいただいて染めました。予想通り色は付かず糸の乾燥と共に少し白くなったような気が…。今回は染めない染色だったのですが、次回は色を引き出せるか試してみたいと思います。

coconut erasmus

coconut erasmus


灰汁

開きました!

開きました!

急に寒くなってきました。下ムスメのこども園でもインフルエンザが流行り始めているらしく、先日「手洗いうがいをしましょう」という手紙をもらってきていました。それを読んで、「今年は早いな~」とのんびり構えていたら、今日なんとこども園から「お熱が出ているのでお迎えお願いします。」との電話が入りました。
病院では、インフルエンザの反応は出なかったのですが、「明日また来てください。」とのことで、明日再び検査を受けに行く予定です。これで、みっちり詰まっていた今週の予定はゴロっと変わりそうです。調整のしようのないこの状況に、色々諦めて受け入れるしかないな、と覚悟を決めています。

制作の方は年内に終わらせたい数々の目標の一つ、着尺の織りにかかっています。綜絖や筬に通した後織り初める前に、踏み木をエイっと踏んで通し間違えがないか確認するのですが、パカッときれいに開いてくれてほっとしています。
年内に終わらせたい目標の一つの染色をしながら、織り上げていきたいと思います。今回かかり始めている染色では、灰汁を使用します。寒くなり家の薪ストーブから出る灰で灰汁を取り、糸を精練します。木灰の灰汁で精練された糸は、糸を洗う役目と共に先媒染の役割も持ちます。何度か染め重ねが必要ですが、澄んだ色に染まってくれます。ただ、今回は初めて使う染料で、どうやら白く染まるらしく、糸がどう反応するかとても楽しみです。
おそらく看病しながらになりそうですが、明日から染めたり織ったりしていきたいと思います。


I am at the mercy of the weather !

 

重ね染め

重ね染め

機織りしながら、藍色の糸にこぶな草の黄色を重ねて、緑色にしたり、着尺用の糸に糊をつけたり、バタバタと工房を出たり入ったりする日々を過ごしています。
制作上やりたいことや、やるべき事がたくさんあるときほど、他の用事もやってきて今日はそれに日中の大半の時間を取られている自分を「ようやるな~」と俯瞰しながら、今夜は夜なべを覚悟しています。

丹波は秋が深まると、朝霧が出る日が増えます。朝霧の出る日は日中晴れるのですが、霧が晴れるのは早くて9時頃。晴れても3時くらいには曇ってきたりと、お天気が良く動きます。そのため、染色や糊付けの時は、太陽の動きにこちらが振り回されます。特に糊付けは、なるべく太陽の光で乾かしたいので、一番長く日が当たるところに竿を持って行って干し、夕方になると西側に竿を持って行ったりと、糸のかかった竿を持ってうろうろしています。

今日も日中はぽかぽかとお日さまが照っていたのですが、夕方の早い時間には雲が出てきました。そうなると、家に糸を竿ごと持って入り、今は薪ストーブの前で、ゆっくりと乾かしています。うまくいけば、明日の朝には糊が乾いているはず。縞もきっちり決めぬまま、糊付けを急いだので夜なべがてら、縞のイメージを固めていきます。

糊付け中

糊付け中


こっくりした色

こぶな草で染める

こぶな草で染める

急に秋が深まってきて、急に山の色も変わり始めたように思えます。八丈島で見た、こぶな草の黄色に触発されて、黄八丈で行われている染め方からヒントをもらいこぶな草で染色をしました。黄八丈では、媒染する前に何度も何度もこぶな草の染液に漬けてあげるそう。絹と木綿の違いがあるので、染液の温度や染まり具合は違うのですが、温度を上げすぎないよう、糸に負担がかかりすぎないよう注意しながら、何度も何度も染液に漬けてみました。
媒染して染め上がった黄色は、いつもの輝くような黄色ではなく、こっくりした黄色に染まってくれました。こぶな草はよく使う染料ですが、今回の染で新たな面を見ることができた気持ちです。

制作以外の家や家族のこと以外の、諸々の用事がドバっと降りかかって、きりきり舞いの日々ですが時々染まりあがった糸を眺めて楽しんでいます。