整える

布の仕上げ

布の仕上げ

布が織りあがると、目が飛んでいないか糸がたるんでいないかといった確認と、布を整える作業をします。この作業を終えてやっと布が出来上がったことになります。
その後は、用途によってアイロンをあてたり、湯通ししたり、湯のしをしたりして布を整えます。湯通しや湯のしは、専門の方にお願いするので、こちらで布を整えるのはその前の段階までです。

この作業がないと、せっかく出来上がった布も目が飛んだまま世の中に出ていくという、恐ろしいことになりかねないので面倒ですが、とても大切な作業になります。そして、布も落ち着きます。
ある先生が「きれいな顔も手入れをしないともったいないことになるように、布もきれいに仕上げることが大切」と言った言葉をかみしめて、目をこすりながら最後の仕上げをします。


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