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煮出した後のヤシャブシの実

煮だし後のヤシャブシの実

モノカラーの織りの二本目に挑戦中です。昨年度は、以前に織った布のリピートや決まった柄を織ることが多く、リピートとは柄や色だけでなく、その布の持つ“雰囲気”も再現することなんだな、ということに気付いたり、深く考えるチャンスをもらえました。その、ちょっとマジメな感じでに取り組んできた反動があるのか、今、自分自身でテーマを決め、自由に自身も感性もパーっと開放して製作している事がとても楽しく、体や気持ちをグッと伸ばしている気分になります。

モノカラー第2弾で、緯糸を染めるのにヤシャブシの実を使いました。こぶな草のような葉とは違い、木の皮や実は何度も煮出して染液を取ることができます。今回使ったヤシャブシの実も5,6回煮出した後のものを使いました。煮出しては、まだいけるからと乾かして保存し、またそれを繰り返したものを使いました。今回取った染液は薄くはなっていましたが、また次に色を出してくれそうだったので、薄く染めるときのために、乾かして保存しようと思います。
捨てるのはまだもったいない、と何度も煮出し、乾かし、また煮出しと、使わせてもらっています。


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