春です!

春です!

春です!

今日は、寒くて冷たい風がびゅんびゅん吹いていますが、ここ最近はぽかぽか陽気でとても過ごしやすい日が続いていました。気が付いたら、庭の梅が満開で春の訪れをしっかり実感しています。
暖かくなると、体も動きだし前々からやろうと思っていた染色に数日前から取り掛かりました。頼まれ染めの糸も合わせたら総量約2キロ。大なべで煮出して糸を浸し、絞ってさばいて植物の色をしっかりしっかり糸にうつすこの作業が、鼻歌が出てしまうくらい楽しくて、やっぱり染色好きやな~と再確認しています。明日は最後の染め上げ。糸の量が多い分、綛の数も多いので洗いが大変なので暖かい陽気の中で糸がバシャバシャ洗えるよう、良い天気を願っています。

今回の染料は栗。和綿二種類とインド綿で紡いだ糸を染めます。和綿の一つは丹波産。栗も丹波産。丹波の栗で丹波の綿を染めるという、丹波だらけの染色です。それぞれの染め上がりが楽しみです。

tamba×tamba

tamba×tamba


回復!と催事のお知らせ

散歩

散歩

京都通いの日々が終わり、丹波での日常に戻っています。都会育ちのはずなのに、百貨店内の乾燥や明るさに喉や目が少々疲れてしまっていたのですが、しっとりとした空気の柔らかな光が注ぐ環境に戻り、目も喉も元の状態に戻りつつあります。家族と過ごし、糸と綿に向かい、犬たちと歩く。都会も好きですが、やっぱりココも良いな!と喜びを噛み締めています。

さて、今回は催事のご案内です。3/13(火)より千里阪急さんでの催事に参加させていただきます。刺繍作家でもある、ioriさんプロデュースのもと、生活を彩るモノ達が並びます。期間中在廊する事はありませんが、是非是非お立ち寄りくださいませ。


Thanks a lot !!!!

京都土産

京都土産

京都高島屋さんでの催事、「NIPPONものがたり」が本日終了いたしました。期間中、足を止めて作品を見ていただいたり、話を聞いていただいたり、作品を手に取っていただいた皆様、ありがとうございました。また、高島屋スタッフの皆様にも助けていただきました。ありがとうございます!
1週間京都に通いましたが、古い建物がそのまんま残っている街並みや、大小さまざまなお寺が堂々と建っている様子に目と心を奪われました。ゆっくり滞在したくなる街でした。

今回の催事では、お客様との会話の中で様々な学びがありました。私は、時々おじさんに形を変えた天使(と信じているのですが)に出会うことがあるのですが、草木で染めた色と時間軸の関係が、色の冴えに関係することを教えてくれた方は、天使だったのではないかと思っています(^^)。今までずっと頭の中で疑問として持っていたものが、すっきりしました。

移動が多く、家族に助けられた1週間でした。特に今回はジージとパパのmens が大活躍でした。サポートしてくれた家族と不便を我慢してくれたムスメ達に感謝します。日常に戻る明日が楽しみです!


NIPPONものがたり@京都高島屋

@京都高島屋

@京都高島屋

2/28(水)から京都高島屋さんで、糸紡ぎの実演をしながら出展させていただいております。3/6(火)まで続く催事で、初日と次の日の水木2日間売り場に立たせていただきました。

実演の為か、足を止めてくださる方も多く、色々なお話しを聞かせていただいています。京都という土地柄か、染めや織に関わっている方もいて、お客様との話の中での学びも多く糸も紡げるし、実りのある日々を過ごしています。今日は所用で行けませんでしたが、明日から最終日の3/6(火)まで、売り場で糸紡ぎをしております。お時間があれば、是非お立ち寄りくださいませ。


a happy moment

a happy moment

相変わらず寒い日々ですが、少~し春が近づいてきたように思えます。丹波では、2月17日18日と厄神大祭というお祭りがあり、この厄神さんが過ぎると寒さが和らぐと言われています。この週末は雪が舞っていたのですが、厄神さんも過ぎたことだし、寒さの和らぎに大いに期待したいと思います。

私の工房は南側に窓があり、どんなに空気が冷たくても晴れた日の午前中は、ぽかぽかとお日様が部屋を照らしてくれます。その特等席にいるのがココさん。昼を過ぎると日が少し遠のいてしまうのですが、午前中のこの暖かさはまさに天からの恵みのように感じられます。その工房でひたすら糸や綿に向き合っているのですが、最近は帯用の糸を毎日紡ぐようにしています。
固さや太さ、質感などなど、考えれば考えるほど答えが見つからず、ゴールのないこの糸紡ぎは悩ましい限りなのですが、その悩みがチャレンジでもあり毎回新しい試みにもなるので、飽きることはありません。
綿ぼこりのせいか、大きなくしゃみをするココさんを眺めながら、明日も紡ぎます。


寒さ

よこいと

よこいと

寒さが苦手なことは、しつこく触れてきましたが、最近の寒さにやられていました。雪の少ない今年の丹波の冬ですが、顔を刺すような冷たい空気に包まれています。ありがたいことに、グングン織り進めたい仕事を抱えているのですが、コドモ達を寝かしつけた後に冷え冷えの工房に足が向かず、ダメダメな日が続いておりましたが、先週末に実家に戻りリフレッシュしてきました。

実家付近に用事があって帰っていたのですが、久々に阪急電車に乗り、実家でゴロゴロし、ショッピングセンターをウロウロしたなんでもない週末を過ごしたのですが、寒さで固くなっていた身体とココロがほぐれて楽になりました。実家の力を感じた週末でした。
いい歳になっても実家に甘えておりますが、ムスメ達が大きくなったとき私と主人のいる場所が、彼女たちが充電できる場所になれば良いなとも感じた週末でした。


週末

雪の日

雪の日

先週の火曜日から、主人が展示会で1週間家にいません。用事の入っているときは、両親の助けを借りるのですが基本的に子供たちとどっぷり付き合います。この週末は雪が降り、そり遊びやかまくらつくりや、雪で何かを作ったりと、子供たちと思いっきり遊びました。普段は、合間合間に工房に行き、織や糸紡ぎをするのですが、この週末はまったく工房に行かず、ずっとムスメ達と遊びました。

久々のthe週末を送ったように思えます。やるべきことがずらーっと並んでいるのですが、こんな週末もありだなと思いました。


大事な工程

 

 

ちきり巻き

ちきり巻き

明日の朝は記録的な寒さになると、天気予報が告げています。今晩の丹波はぐっと冷え込んでいますが、雪は降っていません。「記録的な寒さ」という言葉に負けて、今晩は工房に向かえずにいます。
次の一本のちきり巻きが昨夜終わり、機上げ作業に入っています。前回織った布は、先日依頼していただいた方にお渡ししました。直接のお渡しだったので、ドキドキした瞬間でしたが無事に渡せた後は、気が抜けてその日はぼんやりとしてしまいました。

織り上がった布は、目飛びがないか必ず確認し、目飛び等があった場合はお直しをします。普段は自分でするのですが、「目飛びがなかったらいいな~」という希望的観測の元行うので、見落としがないか逆に心配になるときがあります。今回はお渡しまでの時間も迫ってきたことから、友人のお直し名人にお願いしました。最後の最後の大事な工程を快く引き受けてくれ、またしっかり確認しきれいに直してくれた彼女の存在がとてもありがたかったです。


そして今夜も糸に向き合う

経糸巻き

経糸巻き

先日、着尺が一本織り上がりました。糸を紡ぎ始めてから約一年掛かって織り上げた布です。秋にはお渡ししたかったのに随分お待たせしてしまいました。糸の細さと布の質感について考え細かなチャレンジをしたこの布は、ご注文いただいた方の姿形お人柄が分かっている事と相まって、プレッシャーと新たなチャレンジに対する緊張感が入り混じり、祈るような気持ちで織り上げました。色んなことがあった一年間の生活と共に、綿が糸になり色づき、布になっていったと思うと、感慨深いです。

織りあがった後は、解放感でぼんやりしてしまうのかなと想像していましたが、淡々と次の一本に掛かっています。次の一本があるお陰で、ぼんやりとしなくても良いのかもしれません。そんな訳で、今夜も糸に向き合っています。道具の古さもあるでしょうが、ガラガラと勢いよく経糸を巻きました。田舎の一軒家だからこうやって夜中でも思いっきり仕事ができるんだな、と環境に感謝しています。


あけましておめでとうございます!

虹

2018年、戌年になりました。1週間以上経ってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ドタバタと元旦になだれ込み、そのまま実家や叔母の家や大阪などで過ごし1月4日に丹波に戻ってきました。小さな子を含む家族四人での移動は大荷物で、大小の鞄を車に詰め込んでの大旅行の様ないでたちでした。

丹波に帰宅後は、仕事ができると思いきや、ムスメ達の相手をしていると遅々として進まず、自分の気持ちを納得させるための仕事量で、じわじわと焦ってきています。
明日から上のムスメの新学期が始まります。やっと落ち着いて綿や糸に向かえることにホッとしていますが、朝登校時間に親子とも起きれるのかドキドキしています。