Happy days

my school

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6月に入り、落ち着いて制作に向かう予定が5月のバタバタの余波で、色々な用事が入り、あまり落ち着けていません。そんな中でも、機に向かう時間が増え、染色にも取り掛かることができて、“いつも”の時間に少しずつ戻れている事を感じ、ホッとしています。いつものペースに戻れたことが嬉しく、なんとなくウキウキと毎日を過ごしています。いつものペースに戻れましたが、相変わらず掃除や後片付けは後回しになっています。

先週末に大学の所属していた体育会の創部記念式典があり、久しぶりに母校に行きました。20数年ぶりに行く母校は、震災後建て替えられたり、新しい建物が増えたりしていましたが、面影はしっかりと残っていました。駅から歩いた道も足が覚えているのか、なにも考えずに学校までたどり着くことができました。久々に会う先輩後輩、同期のチームメートたちは歳は重ねても、昔と変わらぬ顔や喋り方で、一気に学生の頃に戻ったような気分になります。
笑顔あふれる友や仲間たちでしたが、歳を重ねた分それぞれの人生に色んなことがあるんだろうな、と思うとその笑顔がとても大切で愛おしいものに思えたりもします。

飲んで食べて喋って、まだまだ喋り足りませんでしたが、とても幸せな時間を過ごし、今もその幸せを味わっています。色んなことを思い出してニヤニヤしながら、いまひとつうまくいってない染色に粘り強く取り掛かろうと思います。


良い空間と良い時間

exb at kogeisha

exb at kogeisha

近鉄奈良駅近くにある、工藝舎さんでの展示会が終わりました。会場に足を運んでくださった皆様、工藝舎に関わる皆様、ありがとうございました。
人通りの多い奈良駅の路地裏どんつきにあるこのギャラリーは、表通りの喧騒が嘘のように落ち着いたとても「イイ味」の空間にあります。中は古い長屋をリノベーションしていますが、程よい照明と家具も程よく設置されていて、ディスプレイを楽しんですることができました。期間中はご来場いただいた方との会話や、良い空間に自分と主人の作品がしっくりはまっている様を眺める事を楽しませていただきました。

大阪大丸での風水土のしつらい展、大和郡山でのちんゆいそだてぐさ、そしてこの工藝舎さんでの主人との二人展と、もりだくさんの五月でした。昨年冬くらいから制作の目標が迷走気味で、迷いもあったのですがこの走り続けた5月のお蔭で、やりたい事や目標が見えてきました。
やっぱり私は、立ち止まって考えるのではなく、走りながら考えて答えを見つける人なんだな、と再認識しました。
先ずは工房を片付けて、糸や綿や色と向き合う日々に戻ろうと思います。
すごく忙しかったけど、楽しい5月でした。

五月の丹波

May in Tamba


二人展@工藝舎in奈良

工藝舎 exb

工藝舎 exb

展示会のお知らせです。
明日から、近鉄奈良駅近くのギャラリー「工藝舎」さんで、主人との展示会が開催されます。駅からすぐ近くのとても良い雰囲気の路地裏にあるギャラリーです。
場所も建物もとても良い感じですので、是非是非お立ち寄りくださいませ。

明日の午前中に搬入して、12時からオープンいたします。
明日は、私が在廊し明後日土曜日は夫婦で在廊しております。関西では10年ぶりの二人展!(と思う…)皆様のお越しをお待ちしております!

info

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ありがとうございます!

風水土・ちんゆい

風水土・ちんゆい

先週の水曜日から始まった「風水土のしつらい展」と、先週末に行われた「現代工芸フェア ちんゆいそだてぐさ」が無事に終了しました。

風水土では、一緒に参加したぬぬパナ仲間たちと空間を作り上げ、情報交換し良い刺激をいっぱいもらいました。初日はぬぬパナの作り手や支えてくださった方々と久しぶりにお会いすることができ、ぬぬパナ同窓会のようになり嬉しかったです。また、会期中はたくさんの出会いや学びがありました。
出展者の方々とのお話がとても興味深く、楽しかったです。いただいた多くの情報を頭の中で整理しながら、湧いてきたたくさんの“やってみたいこと”をリストアップしていこうと思います。
そしてなによりも、風水土で作品に目をとめてくださった皆様、ありがとうございました!

また、ちんゆいそだてぐさでは、危うかったお天気も回復し、多くの方々に作品を見ていただけました。風の強い週末でひらひらと飛ぶコースターや紙類を拾いながらの接客でしたが、こちらも実りと学びの多い週末になりました。作品を見てくださった皆様、ありがとうございました。そして、出店に付き合ってくれたコドモタチ、機嫌良く元気でいてくれて、ありがとうね。

怒涛の1週間が終わりホッとしておりますが、今週金曜日からは、近鉄奈良駅近くのギャラリー「工藝舎」さんで、主人との展示会があります。気持ちをそちらに向けて、進んでいきます!


風水土のしつらい展

風水土のしつらい展

風水土のしつらい展

長い連休も終わり、いつもの生活に戻っております。先週末は、設立から関わっている丹波布技術認定者で組織する協会の展示会が地元でありました。最終日が一昨日の月曜日で、ホッとしたのも一瞬の間で次の日の今日は、作品の入ったスーツケースを下げて、大阪まで搬入に行ってきました。

今回は、ぬぬパナ仲間たちとブースをシェアして「風水土のしつらい展」に出品いたします。本日設営が終わり、明日からいよいよ開催です。様々な素材からなるモノたちが、たくさん出品されます。会場は、百貨店の中なのを忘れるくらい、風や土や自然の生き物を感じる事ができる雰囲気です。
一日かけてゆっくり見て回りたい催事です。明日と金曜日(この日は3時頃まで)、最終日の月曜日の三日間在廊しております。ご都合が合えば、是非お越しくださいませ!


連休振り返り

10days holiday

10days holiday

10連休がいよいよ終わりに近づいています。我が家の場合は、小3ムスメが参観日の代休で、明日までお休みです。始まるまでは、長いなあと思っておりましたが、終わるとあっという間だったと感じます。
連休開始と同時に海辺で5日間のキャンプに出掛け、その後はムスメの習字の発表会や、姫路のお寺や実家に行ったりと、子供たちは楽しく機嫌良く過ごしてくれました。

私自身は連休前に帯を織り上げることができ、気持ちもすっきりして連休を迎えることができました。連休中の制作は諦めていたので、一緒に思いっきり楽しみつつ、天気の良い日に糊つけをすることができて、とても得した気分になっています。また、改元を記念してとお守り袋をご注文いただいたお寺(姫路の妙行寺)にご挨拶に行くこともでき、こちらも気持ちをすっきりとさせてくれました。

そしてなにより、キャンプに行けて良かった!2年ぶりくらいのキャンプでしたが、私はキャンプそのものが好きなんだと再認識し、そしてとてもリフレッシュすることができました。キャンプ、楽しかったな~また行きたいな~と今もその楽しさを噛みしめています。
家の周囲では田植えがほぼ終わり、カエルの合唱や田んぼにうつる景色が美しく、家も良いな~と、身近なものを愛でることができる幸せを噛みしめております。連休後にやってくるバタバタとした時間には、まだ目を向けないようにしています。


好きな季節の好きな時間と好きな眺め

春の夕方

春の夕方

冬がはるか前のように感じられるくらい、暖かい日が続いています。桜もすっかり散り、近所の田んぼに水が入りもうすぐ田植えが始まるようです。田んぼに水が入ると、カエル達の鳴き声が響きまだ先の夏がほんの少し近づいてきたように感じられます。
今ぐらいからの季節は、山に新緑が見られ田んぼには稲が育ち、空も爽やかな青色で虫やらカエルやらが動きだし、楽しい気分になります。今ぐらいの季節から寒くなるまでは、夕方がとても気持ち良く、ビール片手にデッキに出て、刻々と変わる空を眺める時間が最高です。コドモタチをお風呂に追いやり、料理の合間にデッキに出て静かな時間を楽しんでいます。

良い季節になってきました。そして10連休も近づいてきました。連休中は仕事はできないと覚悟し、連休前に一本織り上げたいと、せっせと機に向かっています。五月に入ると展示会やクラフトフェアが目白押しです。バタバタが予想される五月を迎えるまでに一本織り上げて、ココロに余裕を感じたいと思っています。

好きな眺め

好きな眺め

少々焦りながら機に向かっておりますが、機の後ろから糸が並ぶ様を「いいな~」と眺めることのできる余裕はまだあるようです。


色とりどり

春の色

春の色

経糸巻けた

経糸巻けた

新学期が始まりました。上のムスメは一学年あがり、下のムスメはこども園に行き始めました。日中コドモタチのいない日常に戻り、さあ仕事始めるぞ!と意気込みすぎてやりたいことが多く何から始めていいかわからなくなり、先ず順番決めから始めた新学期初日でした。
1週間経ち、家も子供も日常モードに戻って、やっと落ち着いて仕事場に入れます。

四月中に一本織ってしまいたい帯があるので、先ずは縞立てから始めています。今回は、残った糸を組み合わせて帯を織る予定です。ゼロから縞立てをする場合は、自由に気持ちを開放するような感覚で柄を考えるのですが、残り糸を使う場合は糸の量から使える本数を計算して、柄を組み立てるという少しエンジニア的な要素が入ってきます。クリエイティブな部分とエンジニア的な部分が混ざり合いながらする縞立てはおもしろく、頭を悩ませながらも楽しんでやっています。
ほぼ縞が決まった時点で経糸巻き。後は整経の中で糸の量を見ながら、縞を考えていきます。どんな縞になるか、楽しみです。


春休み

spring holidays

spring holidays

春休み最終日です。自由時間を満喫していた小学生ムスメは、だんだんとエネルギーを持て余し気味になり、子供たちとのゆったりとした時間を楽しんでいた私も、やることリストがどんどんと長くなり、焦りがでてきて、家に不穏な空気が流れだしたタイミングで、春休みの最終日がやってきました。新学期の準備をしながら次の織の準備を始め、焦る気持ちを静めながら、ココロの均衡を保っています。

名古屋ORIBEさんでの展示会も先週末に無事に終わることができました。会場まで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。また名古屋でお会いできるよう、作品づくりに力を入れたいと思います。
五月は、大阪大丸と奈良で展示会予定です。緊張感を持って取り組まなければ!と思っています。

今回の春休みは、1週間にわたる主人の窯焚きと重なり、夜に火の番をし昼間は睡眠をとる主人を起こさないように、公園や買い物やと出かけることが多かったように思います。なんだかわからない間に二週間が経った気分ですが、スーパーで出会う母ちゃんたちとの立ち話が良い気分転換になりました。
長い様な短い様な春休み。なんやかんや言いながら、良い時でした。みなさまお疲れ様でした!次は10連休!


良い気分

札幌のギャラリーagerさんで開催されていた展示会、「春色・春もめん・春きもの」が先週終了いたしました。作品に目をとめて下さった皆様、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
現地に伺うこともできず、それでもギャラリーオーナーの舟見さんが、気持ちを込めてご紹介してくださっていることが感じられ、前回と同様に感謝と爽やかな気持ちになれる展示会でした。

そして札幌の展示会終了と入れ替わるようにして始まった、ORIBE NAGOYAさんでの展示会。主人との二人展を二年ぶりに企画していただきました。見やすく手に取りやすく、そして美しいディスプレイを見てうれしさとありがたさを感じました。土曜日曜と在廊し、帰りのバスから青空を背景にした名古屋駅前のビルの模様を見て、「丹波布の帯みたい」とつぶやいてた主人を‘良い反応!’とほめながら、名古屋を出て、両親に預けていたムスメ達と再会し、丹波に戻ってきました。

左が丹波布模様

左が丹波布模様

丹波に戻った後、窯焚き目前の主人はすごい勢いで山に向かっていき、私も同じ勢いで機に向かいたかったのですが、留守中‘ヒトメタウィルス’なるもの(風邪の一種らしい)に感染し、オンブお化けのようにくっついてくる下ムスメと、春休み真っ只中で超上機嫌の上ムスメと、仕事もありのんびりしたくもないのですが、庭で遊んだり犬の散歩をしたりとのんびりと過ごしております。
通常の仕事スピードが10倍ほどにスローダウンするこの日々。焦る気持ちもありますが、貴重な時間でもあり、あーーやっぱり良い時間だなと、諦めと諦める大きな理由があることにホッとしながら、大切な時を楽しんでいます。

下ムスメのアート「顔」

下ムスメのアート「顔」