ありがとうございます!

風水土・ちんゆい

風水土・ちんゆい

先週の水曜日から始まった「風水土のしつらい展」と、先週末に行われた「現代工芸フェア ちんゆいそだてぐさ」が無事に終了しました。

風水土では、一緒に参加したぬぬパナ仲間たちと空間を作り上げ、情報交換し良い刺激をいっぱいもらいました。初日はぬぬパナの作り手や支えてくださった方々と久しぶりにお会いすることができ、ぬぬパナ同窓会のようになり嬉しかったです。また、会期中はたくさんの出会いや学びがありました。
出展者の方々とのお話がとても興味深く、楽しかったです。いただいた多くの情報を頭の中で整理しながら、湧いてきたたくさんの“やってみたいこと”をリストアップしていこうと思います。
そしてなによりも、風水土で作品に目をとめてくださった皆様、ありがとうございました!

また、ちんゆいそだてぐさでは、危うかったお天気も回復し、多くの方々に作品を見ていただけました。風の強い週末でひらひらと飛ぶコースターや紙類を拾いながらの接客でしたが、こちらも実りと学びの多い週末になりました。作品を見てくださった皆様、ありがとうございました。そして、出店に付き合ってくれたコドモタチ、機嫌良く元気でいてくれて、ありがとうね。

怒涛の1週間が終わりホッとしておりますが、今週金曜日からは、近鉄奈良駅近くのギャラリー「工藝舎」さんで、主人との展示会があります。気持ちをそちらに向けて、進んでいきます!


風水土のしつらい展

風水土のしつらい展

風水土のしつらい展

長い連休も終わり、いつもの生活に戻っております。先週末は、設立から関わっている丹波布技術認定者で組織する協会の展示会が地元でありました。最終日が一昨日の月曜日で、ホッとしたのも一瞬の間で次の日の今日は、作品の入ったスーツケースを下げて、大阪まで搬入に行ってきました。

今回は、ぬぬパナ仲間たちとブースをシェアして「風水土のしつらい展」に出品いたします。本日設営が終わり、明日からいよいよ開催です。様々な素材からなるモノたちが、たくさん出品されます。会場は、百貨店の中なのを忘れるくらい、風や土や自然の生き物を感じる事ができる雰囲気です。
一日かけてゆっくり見て回りたい催事です。明日と金曜日(この日は3時頃まで)、最終日の月曜日の三日間在廊しております。ご都合が合えば、是非お越しくださいませ!


連休振り返り

10days holiday

10days holiday

10連休がいよいよ終わりに近づいています。我が家の場合は、小3ムスメが参観日の代休で、明日までお休みです。始まるまでは、長いなあと思っておりましたが、終わるとあっという間だったと感じます。
連休開始と同時に海辺で5日間のキャンプに出掛け、その後はムスメの習字の発表会や、姫路のお寺や実家に行ったりと、子供たちは楽しく機嫌良く過ごしてくれました。

私自身は連休前に帯を織り上げることができ、気持ちもすっきりして連休を迎えることができました。連休中の制作は諦めていたので、一緒に思いっきり楽しみつつ、天気の良い日に糊つけをすることができて、とても得した気分になっています。また、改元を記念してとお守り袋をご注文いただいたお寺(姫路の妙行寺)にご挨拶に行くこともでき、こちらも気持ちをすっきりとさせてくれました。

そしてなにより、キャンプに行けて良かった!2年ぶりくらいのキャンプでしたが、私はキャンプそのものが好きなんだと再認識し、そしてとてもリフレッシュすることができました。キャンプ、楽しかったな~また行きたいな~と今もその楽しさを噛みしめています。
家の周囲では田植えがほぼ終わり、カエルの合唱や田んぼにうつる景色が美しく、家も良いな~と、身近なものを愛でることができる幸せを噛みしめております。連休後にやってくるバタバタとした時間には、まだ目を向けないようにしています。


好きな季節の好きな時間と好きな眺め

春の夕方

春の夕方

冬がはるか前のように感じられるくらい、暖かい日が続いています。桜もすっかり散り、近所の田んぼに水が入りもうすぐ田植えが始まるようです。田んぼに水が入ると、カエル達の鳴き声が響きまだ先の夏がほんの少し近づいてきたように感じられます。
今ぐらいからの季節は、山に新緑が見られ田んぼには稲が育ち、空も爽やかな青色で虫やらカエルやらが動きだし、楽しい気分になります。今ぐらいの季節から寒くなるまでは、夕方がとても気持ち良く、ビール片手にデッキに出て、刻々と変わる空を眺める時間が最高です。コドモタチをお風呂に追いやり、料理の合間にデッキに出て静かな時間を楽しんでいます。

良い季節になってきました。そして10連休も近づいてきました。連休中は仕事はできないと覚悟し、連休前に一本織り上げたいと、せっせと機に向かっています。五月に入ると展示会やクラフトフェアが目白押しです。バタバタが予想される五月を迎えるまでに一本織り上げて、ココロに余裕を感じたいと思っています。

好きな眺め

好きな眺め

少々焦りながら機に向かっておりますが、機の後ろから糸が並ぶ様を「いいな~」と眺めることのできる余裕はまだあるようです。


色とりどり

春の色

春の色

経糸巻けた

経糸巻けた

新学期が始まりました。上のムスメは一学年あがり、下のムスメはこども園に行き始めました。日中コドモタチのいない日常に戻り、さあ仕事始めるぞ!と意気込みすぎてやりたいことが多く何から始めていいかわからなくなり、先ず順番決めから始めた新学期初日でした。
1週間経ち、家も子供も日常モードに戻って、やっと落ち着いて仕事場に入れます。

四月中に一本織ってしまいたい帯があるので、先ずは縞立てから始めています。今回は、残った糸を組み合わせて帯を織る予定です。ゼロから縞立てをする場合は、自由に気持ちを開放するような感覚で柄を考えるのですが、残り糸を使う場合は糸の量から使える本数を計算して、柄を組み立てるという少しエンジニア的な要素が入ってきます。クリエイティブな部分とエンジニア的な部分が混ざり合いながらする縞立てはおもしろく、頭を悩ませながらも楽しんでやっています。
ほぼ縞が決まった時点で経糸巻き。後は整経の中で糸の量を見ながら、縞を考えていきます。どんな縞になるか、楽しみです。


春休み

spring holidays

spring holidays

春休み最終日です。自由時間を満喫していた小学生ムスメは、だんだんとエネルギーを持て余し気味になり、子供たちとのゆったりとした時間を楽しんでいた私も、やることリストがどんどんと長くなり、焦りがでてきて、家に不穏な空気が流れだしたタイミングで、春休みの最終日がやってきました。新学期の準備をしながら次の織の準備を始め、焦る気持ちを静めながら、ココロの均衡を保っています。

名古屋ORIBEさんでの展示会も先週末に無事に終わることができました。会場まで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。また名古屋でお会いできるよう、作品づくりに力を入れたいと思います。
五月は、大阪大丸と奈良で展示会予定です。緊張感を持って取り組まなければ!と思っています。

今回の春休みは、1週間にわたる主人の窯焚きと重なり、夜に火の番をし昼間は睡眠をとる主人を起こさないように、公園や買い物やと出かけることが多かったように思います。なんだかわからない間に二週間が経った気分ですが、スーパーで出会う母ちゃんたちとの立ち話が良い気分転換になりました。
長い様な短い様な春休み。なんやかんや言いながら、良い時でした。みなさまお疲れ様でした!次は10連休!


良い気分

札幌のギャラリーagerさんで開催されていた展示会、「春色・春もめん・春きもの」が先週終了いたしました。作品に目をとめて下さった皆様、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
現地に伺うこともできず、それでもギャラリーオーナーの舟見さんが、気持ちを込めてご紹介してくださっていることが感じられ、前回と同様に感謝と爽やかな気持ちになれる展示会でした。

そして札幌の展示会終了と入れ替わるようにして始まった、ORIBE NAGOYAさんでの展示会。主人との二人展を二年ぶりに企画していただきました。見やすく手に取りやすく、そして美しいディスプレイを見てうれしさとありがたさを感じました。土曜日曜と在廊し、帰りのバスから青空を背景にした名古屋駅前のビルの模様を見て、「丹波布の帯みたい」とつぶやいてた主人を‘良い反応!’とほめながら、名古屋を出て、両親に預けていたムスメ達と再会し、丹波に戻ってきました。

左が丹波布模様

左が丹波布模様

丹波に戻った後、窯焚き目前の主人はすごい勢いで山に向かっていき、私も同じ勢いで機に向かいたかったのですが、留守中‘ヒトメタウィルス’なるもの(風邪の一種らしい)に感染し、オンブお化けのようにくっついてくる下ムスメと、春休み真っ只中で超上機嫌の上ムスメと、仕事もありのんびりしたくもないのですが、庭で遊んだり犬の散歩をしたりとのんびりと過ごしております。
通常の仕事スピードが10倍ほどにスローダウンするこの日々。焦る気持ちもありますが、貴重な時間でもあり、あーーやっぱり良い時間だなと、諦めと諦める大きな理由があることにホッとしながら、大切な時を楽しんでいます。

下ムスメのアート「顔」

下ムスメのアート「顔」


展示会のお知らせ

年度末です。年度のまとめや、関わっているイベントの準備やら色んなものに追いかけられて、ひたすら走っているような感覚です。こんな時は、一段落した時の喜びを想像しながら走ります。

さて、今回は展示会のお知らせです。以前に展示会をさせていただいた、名古屋のORIBE NAGOYAさんで、主人との二人展が開催されます。私はストールやバッグといった日常使いの丹波布、主人は食器や酒器、花器など、こちらも日々の生活で使っていただけるようなものを展示販売いたします。
一階は陶器を販売し、二階にカフェ併設のギャラリーがあります。大きな窓とベランダのある明るい空間で、ゆっくりと作品をご覧いただけます。ご都合が合えば、是非お越しください!
初日の23日と24日は、夫婦でギャラリーに在廊しております。

今晩も織り上がったストールのフリンジをくりくりとねじっています。

oribe exb 2019

oribe exb 2019

「陶と織」 ジェイムス・イラズムス/イラズムス千尋 二人展
2019年3月23日(土)~31日(日) 11:00~19:00 ※会期中無休
ORIBE NAGOYA
TEL:052-253-5580
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-1-37


展示会@ager 札幌

exhibition at ager Sapporo

exhibition at ager Sapporo

季節のせいか、寝ても寝ても眠くて六時に起きないといけない平日は、朝目を覚ますのに強~い意思が必要です。娘二人に挟まれて寝ておりますが、いつも寝るときは二人の間に体をねじ込んで布団に入ります。入ると両脇からググッと寄ってこられるので、両腕を布団の上に出さないといけないくらい狭いのですが、暖かくてとても心地が良く幸せを感じます。暑くなると、こういうわけにはいかなくなるので、今のうちにこの幸せをじっくり楽しんでおきたいと思います。

さて、展示会のお知らせです。3月5日から開催されている「春色・春もめん・春きもの」展に出品しております。場所は北海道の札幌市にAger(アゲル)さんです。もめんをテーマに着尺、帯地、ストール、洋服などが展示されています。私は着尺と帯地とバッグを出品しています。

会期は3月23日までです。お近くに行かれる時は、是非お立ち寄りくださいます。


言葉で表す

nice things

nice things

今晩も数々の誘惑をなぎ倒し、工房に向かうことができ、ホッとしています。先日図書館から借りてきた本がとても面白く、首っ引きになっていましたが、それも二日ほど前に読み終わり、本からも解放されて自由になった気分です。奴隷時代をなぞる「奇跡の大地」という小説ですが、内容も日本語訳も良くどっぷりと本の世界に浸ることができました。
本を読むことは好きなのですが、逆に言葉を使って表現することは私にとってはハードルが高く悩ましい作業です。その悩ましい作業と向き合う機会を数か月前にいただき、少し前なのですがそれをたくさんの方々に読んでいただけることになりました。

以前に取材にきていただき、昨年は企画展でもお世話になった‘nice things’さんの雑誌に作品と共に、私自身の制作に対する思いの様なものを書いて欲しいという依頼をいただき、普段頭の中でボヤーっと感じていることを言葉にしてみました。主人も同じ依頼をいただき、こちらは彼が表現した言葉を日本語にする作業も請け負いました。
主人の制作に対する思いは、普段の会話で言葉として耳にしているので、それを日本語にすることはそんなに難しくはなく、また自分自身の思いについても、書き始めると自然に言葉が出てくる感覚でした。ただ、それが皆様に読んでいただくレベルかどうかと言えば、首をぶんぶんと横に振りたくなる思いで、改めて言葉で表現することをお仕事にされている方に尊敬の念を抱きました。
拙い文章ですが、素敵に撮っていただいた写真と共に紹介していただいております。機会があれば、お読みくださいませ。