まだまだ続く
展示、イベントごとはまだ続くのですが、反物などの大物制作は、ひと段落つき、少しボンヤリしてしまう時期のはずが、もう一本急ぎの織りをする事になり、お陰さまで「ホッとして何していいかわからない」という事にはならなさそうです。今日、整経を終える事ができました。今週中には、機にあげて織り始めるところまで持っていきたいと思っています。
そして、織りと同時進行で今週末に開催される、現代工芸フェア「ちんゆいそだてぐさ」の準備をしています。現代の工芸をコンセプトに開かれている、このイベント、もの作りに真正面から向き合っている作家さんの作品が並びます。作品や作家さんとの出会いが楽しみです。私もありがたい事に、参加させていただいています。お天気が心配ですが、場所も良く、楽しんでいただけると思います。フードも充実していますよ。是非、覗きに来てください!
日々勉強
丹波布の技術認定者の集まりである、「丹波布技術保存会技術者協会」の展示会を丹波市柏原町で開催しています。今回3回目となる展示会、事務局をつとめている関係で、ほぼ毎日会場にいます。家庭を抱えながら、仕事を抱えながらの日々の中、それぞれの会員が、紡ぎ、染め、織った布たちが並んでいます。見に来られたお客様や、当番に入る仲間たちとの会話の中で学ぶものの多いこと。
個人で活動することが基本ですが、このように「丹波布」を合言葉にできる人たちと、共に活動することも必要だなと、思います。
そして、ぬぬぬパナパナに向けての専門家の方からのアドバイス。当たり前の事ができていない自分に悔しい思いを抱きながら、次への課題に向けて勉強、勉強です。
ぬぬパナ関係のみなさん、ありがとうございます!
東京と大阪で開催されるぬぬぬパナパナ展、お時間あれば、是非見に来てください。
ぬぬぬパナパナ展に向けて
Za Galleryでの1ヶ月の展示を無事に終えることができました。会場までお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
東京での展示会後、ひと息つく間もなく「ぬぬぬパナパナ展」に向けて、最後の1本に取り掛かっています。
連休中の用事や、湯のしのタイミングを考えると、できれば今日織り上げてしまいたい!と思っていたら、朝早くに目が覚め、「チャンス!」と飛び起きて機に向かいました。気持ち良さそうに寝ている犬の背中を目にしながら「ムスメ、起きてくれるな〜。ゆっくり寝ててね〜」と念じながら、ひたすら杼(シャトル)を右に左にとばしました。
そしてダンナの協力もあり、なんとか午前中に織り上げることができました。久々に、小躍りしたいくらいの達成感でした。
次は、織り上がった反物を抱えてそのままいつもの悉皆屋さんに走りました。明日には、湯のしを仕上げてくださるとのことで、ホッとしています。
この湯のしですが、蒸気を当てながら生地を整える大切な工程で、専門の職人さんにお願いします。私は毎年同じところに、お願いしています。今回は、翌日仕上げという無理なお願いを聞いていただきました。感謝感謝です。
今日織りあがった帯地は、他の反物とともに「ぬぬぬパナパナ展」に出展予定です。東京と大阪での巡回展示です。ご都合が合えば、是非ご覧ください。
「ぬぬぬパナパナ展」
東京展 5月22日(金)〜25日(月) @ラ ケヤキ(新宿区内藤町1ー6)
大阪展 6月3日(水)〜8日(月) @阪急百貨店うめだ本店 9Fうめだギャラリー
ヌノコトコラム vol.2
「ギャラリー石田」さんでの展示会が、無事終わりました。ギャラリーまで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
文京区駒込「za gallery」の展示会は、28日(火)までです。
展示会準備や制作にワタワタしながら、ヌノコトさんのコラム「1本の糸の旅」第2弾の原稿を何とか書き終え、公開されました。今回は、糸になってから染色に入るまでの工程や染料について書いています。色んな読み物が載っていますので、是非のぞいてみてください。nunocotoで検索していただくと、見つかります。
昨夜は、ワインを抱えてきた岡山時代の友人と過ごし、今日はワインの残る体とぼーっとした頭で、近くの山まで散歩に行きました。紅葉の若葉のグリーンがとても綺麗でした。二日酔い気味の重い体を引きずる大人達を尻目に、ムスメ一人が元気でした。お酒の飲めない体を羨ましく思った一日でした。
展示会開催中!
東京での展示会に行ってきました。
土曜日は、井之頭公園のすぐ近くにある、「ギャラリー石田」さんにて、陶芸家の主人との二人展“備前焼と丹波布 living traditions for a modern life”(4月23日まで)。
日曜日は、文京区駒込にある「za gallery」さんにて、ハンドメイドの洋服屋さんvanillaさんとの展示会“イラズムス千尋の丹波布 +Vanilla”(4月28日まで)。
ギャラリー石田さんは、日本やイギリスのアンティークの家具を素敵に使った空間で、落ち着いた雰囲気でゆったりと見ていただけます。伝統的な陶器と布を日々の生活で、使っていただきたいという思いを込めました。
za galleryさんは、外の光がたっぷり入る、白い壁の明るく優しい雰囲気の空間で、vanillaさんの上質でシンプルな大人服と共に楽しんでいただけます。そして、どちらも素敵な公園が近くにあり、散策にぴったりの場所でした。
ギャラリー石田さん近くの井之頭公園と、za galleryさん近くの六義園、どちらもお勧めです!
展示会と共にお楽しみください。
丹波から、東京へ。人の多さに圧倒された週末でした。
自然の光
今日は久々にお日様が顔を出し、ポカポカした陽気になりました。使わなくなったダイニングテーブルの置き場に困り、工房のデッキに出すとなんとなく収まり、外オフィスが出来あがりました。
自然光の下で糸を見ると、そのものの色が見えます。同じ色目でも染めた時が違えば、微妙に色が違います。電灯の下では、見え方が違ってくるので、毎回窓辺に糸を持って行って、色を確認していました。
外オフィスが出来たおかげで、机の上に糸を並べ自然光の下で色を確認し、縞をたてることができます。外にテーブルと椅子を出しただけですが、便利な空間が出来あがりました。外にいることが気持ちの良い季節がやってきたので、ここで過ごすことが、増えそうです。
展示会のお知らせ
展示会が続いております。
今回は、東京の井之頭公園のすぐ近くにある「ギャラリー石田」さんで行います。陶芸家である、私の主人ジェイムス イラズムスとの二人展です。
モノ作りに真剣に取り組み始めたのは、主人の方が先で、16年前に備前焼の窯元に弟子入りをしました。5年間の修行の後、丹波に移り、穴窯を築き、以来がっつりとモノ作りに取り組んでいます。同い年夫婦ですが、モノ作りの世界では、先輩で、“作る’’事に向かう姿勢は、一番身近な主人から学んだように思います。
たま~にしかしない二人展、お時間あれば是非お立ち寄りください。
落ち着いて、じっくり見ていただけるギャラリーです。
始まりました
東京都文京区にある、Za Galleryでの展示会が始まりました。今回は、vanillaさんという、ハンドメイドの服との展示です。シンプルで柔らかいラインの服とよく合っています。
自分の作品だけで見るよりも、丁寧に作られた服との組み合わせのお陰で、身に付けた時のイメージが湧きやすくなっています。展示もとても素敵にしていただきました。是非、お立ち寄りくださいませ。
4月19日は、私もギャラリーにいます。
イラズムス千尋の丹波布〜伝えられたもの、伝えたいこと
VANILLA
2015年4月1日(水)〜28日(火)10:00〜20:00 最終日は18:00まで
Za Gallery 文京 (東京都文京区本駒込 文京グリーンコート イーストウィング1F)
コラム書いています
4月1日から始まる、東京都文京区にある、“za gallery”での展示会の荷物を送り、少しほっとしています。展示会へ向けての制作でバタバタとしており、お知らせが遅れましたが、nunocoto(ヌノコト)という、布やソーイングキットを取り扱うウェッブサイトに、今月からコラムを載せていただいています。
テーマは、「一本の糸の旅」。依頼を受けた時に、nunocotoさんから提案していただきました。このブログの内容と重なる部分もありますが、綿から糸が生まれ、布となり、製品となっていく過程を追っていきたいと思います。3月から月一回、6回の連載です。
私のコラムの他にも、道具について、ライフスタイルについてなど、楽しいコラムがたくさんあります。
是非、読んでみてください。
自分の制作過程を一本の糸の旅として追っていけるこの半年、文章のできはともかく、書くことを楽しんでいきたいと思います。
ヌノコト読み物 book.nunocoto.com/ です!
exhibition !
スキャンがうまくできないためか、画像が少し悪くてすみません。
4月の1日から28日までの約一か月間、東京都文京区のZa Galleryにて、展示会があります。日にちが近くなり、最後の追い込みと、準備とでなんだかわからない状況になってきていますが、身にまとうもの使うものを中心に展示をする予定です。
シンプルで、上品な服との展示がどうなるか、楽しみです。
機会がありましたら、是非お立ち寄りください。
場所 : Za Gallery 文京
東京都文京区本駒込 2-18-10
文京グリーンコート イーストウィング1F