展示会のお知らせ

展示会@ギャラリー石田

展示会@ギャラリー石田

展示会が続いております。
今回は、東京の井之頭公園のすぐ近くにある「ギャラリー石田」さんで行います。陶芸家である、私の主人ジェイムス イラズムスとの二人展です。
モノ作りに真剣に取り組み始めたのは、主人の方が先で、16年前に備前焼の窯元に弟子入りをしました。5年間の修行の後、丹波に移り、穴窯を築き、以来がっつりとモノ作りに取り組んでいます。同い年夫婦ですが、モノ作りの世界では、先輩で、“作る’’事に向かう姿勢は、一番身近な主人から学んだように思います。

たま~にしかしない二人展、お時間あれば是非お立ち寄りください。
落ち着いて、じっくり見ていただけるギャラリーです。

二人展詳細

二人展詳細


始まりました

za gallery

exbhition at za gallery

東京都文京区にある、Za Galleryでの展示会が始まりました。今回は、vanillaさんという、ハンドメイドの服との展示です。シンプルで柔らかいラインの服とよく合っています。
自分の作品だけで見るよりも、丁寧に作られた服との組み合わせのお陰で、身に付けた時のイメージが湧きやすくなっています。展示もとても素敵にしていただきました。是非、お立ち寄りくださいませ。
4月19日は、私もギャラリーにいます。

イラズムス千尋の丹波布〜伝えられたもの、伝えたいこと
VANILLA
2015年4月1日(水)〜28日(火)10:00〜20:00 最終日は18:00まで

Za Gallery  文京   (東京都文京区本駒込 文京グリーンコート イーストウィング1F)


コラム書いています

糸の旅を追います

糸の旅を追います

4月1日から始まる、東京都文京区にある、“za gallery”での展示会の荷物を送り、少しほっとしています。展示会へ向けての制作でバタバタとしており、お知らせが遅れましたが、nunocoto(ヌノコト)という、布やソーイングキットを取り扱うウェッブサイトに、今月からコラムを載せていただいています。
テーマは、「一本の糸の旅」。依頼を受けた時に、nunocotoさんから提案していただきました。このブログの内容と重なる部分もありますが、綿から糸が生まれ、布となり、製品となっていく過程を追っていきたいと思います。3月から月一回、6回の連載です。
私のコラムの他にも、道具について、ライフスタイルについてなど、楽しいコラムがたくさんあります。
是非、読んでみてください。

自分の制作過程を一本の糸の旅として追っていけるこの半年、文章のできはともかく、書くことを楽しんでいきたいと思います。

ヌノコト読み物 book.nunocoto.com/ です!

 


exhibition !

展示会案内ハガキ

展示会のご案内

スキャンがうまくできないためか、画像が少し悪くてすみません。
4月の1日から28日までの約一か月間、東京都文京区のZa Galleryにて、展示会があります。日にちが近くなり、最後の追い込みと、準備とでなんだかわからない状況になってきていますが、身にまとうもの使うものを中心に展示をする予定です。
シンプルで、上品な服との展示がどうなるか、楽しみです。

機会がありましたら、是非お立ち寄りください。

場所 : Za  Gallery   文京
東京都文京区本駒込 2-18-10
文京グリーンコート イーストウィング1F


春が来た!

春を感じながら

春を感じながら

ぽかぽかと春の陽気となった今日、今年初めて窓を開けて作業をしました。家の中より外の方が暖かく、春を感じながらの作業はとても気持ちの良いものです。
着尺が無事織りあがった後は、春のようなふんわりとした色を使った巻き物を織る予定です。4月1日から始まる展示会に向けて、もうひと織りです。

4月1日から1ヶ月間、東京都文京区の “za gallery” にて、シンプルで上品な麻の服とともに展示予定です。


終盤

weaving weaving

weaving weaving

着尺の織りも終盤に入ってきました。
経糸を巻くときに、糸同士が擦れないためとテンションや巻き取る長さをそろえるために、新聞紙を挟みます。何枚挟んだかを覚えておけば、あとどの位で終わるのかわかるのですが、いつもうろ覚えで、あと一枚分でと終わりと思って喜んだら、もう一枚分あったというパターンを繰り返しています。今回も残り一枚のような、二枚の様な状況ですが、明日には織りあがりそうです。

織りあがった後、布を巻きながら機から外していきますが、この作業がドキドキします。緯(よこ)の柄を確認しながらの巻き取り。織り上がってほっとした気持ちと、どうか間違っていませんように!という祈りにも近い気持ちが交差しながらの作業になります。
どうか間違っていませんように!!!


季節のもの

お雛様

お雛様

今日は、雛祭りです。先週にバタバタと雛人形を出し、間に合ったことにホッとしています。昔ながらの7段のお雛様。階段の組み立てやら、小道具の多さやらを考えると中々腰が上がりませんでしたが、いざ飾りつけを始めると、楽しい。娘と二人で、はりきって飾り付けをしました。
子供の頃は、毎年飾っていましたが、一人暮らしをきっかけに家を出てから、しばらく見ていませんでした。娘も話せばわかる歳になってきたので、去年から出し始めました。

季節のものが家にあると、家が華やぎ少しゆったりとした気分になれます。今は後片付けのことを考えず、しばらく楽しみます。


書く

今週は、ぬぬぬパナパナ(http://nunupana.com/)のリレー日記を担当しています。色々な作り手が、織りのことや日々の事を1週間ずつ、リレー式に綴っています。
年に1回ほど担当が回ってきますが、おかげさまでその1週間は、何をどう書くかを考えるので、書くことの良い訓練になります。このブログも同じですが、不特定多数の人に自分の思いや感じたことを文字にして表現するのは、話すこととは違った楽しさや難しさがあります。

話すことは、その時その場での即興の表現で、表情や抑揚を加えて表現することができます。一方、書くとなるとじっくり言葉を選ぶ楽しさがありますが、言葉に表情をつけるという難しさがあります。
物語や随筆を読んで、悲しい気持ちになったり、嬉しくなったりするのは、表現者である書き手の力量なんだなと実感しています。
そんな方々の足元に遠く及びませんが、1週間日々の事を訥々と書く事を楽しんでいます。よかったら、ぬぬぬパナパナのリレー日記、お読みください。

夜なべしてます

Night time weaving

その、5月から開催される“ぬぬぬパナパナ展”に向けての織りが始まりました。3月を目前にして、制作目標に追いつくよう、夜なべ開始です。

 


about Maru

Maru with spinning wheel

see you sometimes Maru !!!

ブログにたびたび登場してきた、賢い犬マルですが、5日間ほど前から食べたり飲んだりしなくなり、一昨日の早朝旅立っていきました。
結婚した年に我が家に来て、それから14年近くずっと私たち夫婦と一緒にいたので、まだ実感が湧きにくく、少しボンヤリとした状態ですが、朝起きた時や散歩に行く時など、当たり前に居てくれたのが“いない”という事実に気づいた時、寂しさがジワジワ湧いてきています。
あのフワフワした毛やピロピロした耳に“触れない”というが、こんなに寂しいことなんだなと、驚いています。

発作から回復して元気でいてくれた3ヶ月間は、少しづつ自身の衰えを見せて「心の準備をしとけよ」というメッセージだったのかなと思ってしまいます。
マルの友人の皆様、今まで仲良くしてくれてありがとうございました。

イヌ2匹とネコ1匹……というホームページのプロフィールは、まだ変更する気になれないので、しばらくそのままにしておきます。

Bye bye Maru , thaks a lot !!!

 


Clay dye

糸を洗う

糸を洗う

粘土染めに挑戦中です。鉄分を多く含む、陶土を2種類染めてみました。まだまだ実験段階で、試行錯誤中ですが、うまくいけば草木染めの弱点である、退色を克服できるかもと期待しています。
染色の工程はシンプルなのですが、細かい土が染料となるため、糸を何度も何度も洗う必要があります。。通常の染色の数倍かけて洗うため、水もたくさん使うし手間もかかります。で、思いついたのが散歩によく行く近くの川。小春日和の穏やかな日に、バケツに糸を入れて川まで出かけました。
川の流れに糸を漬けて、ザバザバと洗うと細かい粘土もきれいに取れていきます。ひんやりとした水でしたが、とても気分が良かったです。

水質がどの程度かよくわからないので、最終の洗いは家でしますが、一つ問題が解決できました。

今日は、その粘土染めの糸と草木で染めた糸や布を持って、染織の話をしに行きました。準備をして家を出る直前に、英語でプレゼンテーションをすることがわかり、車の中で錆びついた頭を動かして、練習。どうにか終わって、帰る頃に滑らかに言葉が出てくるようになりました。日々の積み重ねが大切と痛感した1日でした。