楽しい場

ビワの葉

ビワの葉

伊根の舟屋

伊根の舟屋

犬の散歩中に、ビワの剪定をしているのを見かけ、お願いして枝葉をいただきました。染料を見ると、欲がムラムラと湧いてきたのと、後始末なしで欲しい分だけとるのも申し訳なく、結局全部いただいてきました。軽トラ一杯分の宝物は、工房のデッキに山積みになっています。暖かくなり、動く気分になってきました。明日から染めていきます。

この週末は、丹後の与謝野町のイベントに参加させていただきました。会場は、古くからあるちりめん街道。その地域に住む女性達が、中心となって作り上げた「ひなめぐりマルシェ」というイベントで、お雛祭りに合わせて企画されたようです。「楽しく」という思いを中心に、実行委員の方々の笑顔が印象的で、様々な年齢の地域の人たちが、会場を訪れてくださいました。場は人によって作られますが、楽しそうに関わる人達によって、皆が笑顔になれるような素敵なイベントでした。早朝に訪れた伊根の街も美しく、週末2日間満喫してきました。

楽しいことがあると、お仕事諸々 頑張れます。

 


ワークショップのお知らせ

work shop@かぐれ大阪

work shop @かぐれ大阪

昨年京都高島屋店のディスプレイ用にと、かぐれ様よりご注文いただいたものと同じ布を使い、ワークショップを行うことになりました。ちくちくと手縫いで仕上げる小袋です。縫製の指導は、丹波布の大大先輩でもあり、縫製士としては60年以上の実績のある河津年子さんが行います。裁縫の苦手な私でも、良いものが仕上がりました。

もちろん、私も当日皆様をお迎えする予定です。柔らかい日差しの入る穏やかな空間で、丹波や丹波布などのお話をしながら、手仕事を楽しみましょう。

以下イベントの説明です↓↓↓

かぐれのオリジナルの丹波布を使って、小袋をつくりましょう。

日時:2016年3月12日(土)13:30〜15:30
場所:かぐれ大阪店
料金:¥4200+税(丹波のお菓子とお茶付き)
定員:10名
持ち物:縫い針・まち針・糸切りばさみ・裁ちバサミ・お好みの縫い糸・
30センチ〜50センチの物差し

この日に作るのは、箸入れにもでき、ちょっとした小物もいれることができる袋。
ファスナーやボタンもつかない、日本の包むデザインを生かした小袋を作る予定です。
:::::::::::::::::::::::::::::

お問い合わせ
かぐれ 大阪店
住所: 〒542-0066 大阪府大阪市 中央区瓦屋町2丁目14−9
電話:06-6761-7717
営業時間: 10時30分~19時00分

※ 告知は2月末にかぐれ大阪店よりございますが、先にご予約なされたい方は電話でお問い合わせくださいませ。
よろしくお願いいたします。

:::::::::::::::::::::::::::::


challenge

チャレンジ中

チャレンジ中

先日、久々のスキーに行ってきました。我が家から一番近いスキー場までは、2時間弱。日帰りで十分行けます。苦手な冬を楽しめるよう、以前から行きたいな~とは思っていましたが、主人はスキー未経験者なので、なかなか実行に移せませんでしたが、今回やっと実現しました。

小さな頃からやっていたとはいえ、20年ぶりくらいの私とスキー初体験の娘と夫。スキー大好きの私の父を仲間に行ってきました。初めての二人は、こちらの予想以上に上手で、またこちらの予想以上に熱心で楽しそうでした。その様子を見て、楽しいと努力もするし、上手になるし、そして更に楽しくなるんだな~と良いスパイラルを間近で見せてもらいました。

そして私も久々のスキーを思いっきり楽しめ、寒さにくじけそうだった気持ちが元気になり、良いリズムで新しい週を迎えることができました。春のイベントや展示会に向け、次の一本の準備にかかっています。


Never give up !!!

努力の結果

努力の結果

夕ごはんを作っている時に、台所で折り紙をしていたムスメが、奴さんを上手に作れなくて、怒り出しました。角っこと端っこを合わせると綺麗に折れるよ〜とアドバイスすると、上手にできたらしくその後は、鼻歌交じりに色とりどりの奴さんを作り上げていきました。

同じ日の昼間、陶芸家の主人が作品を入れる桐箱の紐が上手に結べず、眉間に皺を寄せて四苦八苦していました。たっぷり時間をかけてなんとか完成した後、二つ目はささっと仕上げ、「もっと上手くなりたい!」と強い目で桐箱を抱えながら宣言していました。

そして同じ日の夜、テーブルセンターの房の始末が面倒で、でも納品が迫っているので重い腰をあげて取り掛かっていたら、3枚目くらいから、コツを掴み楽しくなってきました。

諦めずに続けたら良いことがあると、家族が全員学べた日でした。


Sloooooow pace

緯糸

緯糸

帯地を織っています。横の色が3色だけの、とてもシンプルな柄なのですが、何故かよく間違います。進んでは、間違いに気づいて戻るというのを数回繰り返してしまいました。織っている時に間違いに気づくと、緯糸をほどいて、織り直しができます。今のうちに気づいて良かった!と自分を励ましながら、三歩進んで二歩下がるようなペースで、織り進んでいますが、織り上がり予定日を超過中。集中します!


リレー日記です

工房の風景

工房の風景

帯のヨコ柄がなかなか決まらず、昨日一日悶々としていました。もはや工房の一景色になってしまったココさんに、ちょっかいをかけて迷惑がられたりしながら、織っては戻りを繰り返す1日でした。今日こそは、織り進みたいと思います。

毎年お世話になる、「ぬぬぬパナパナ」のホームページで作家さんのリレー形式の日記があります。今週は、私が担当させて頂いています。訥々と丹波の事や織りに関する事などを書いていますので、宜しければ、のぞいてみてください。他の作家さんの日記も読みごたえがあって、楽しいですよ。

ぬぬぬパナパナ http://nunupana.com/

 


始まりました

ちきり巻

ちきり巻

整経からちきり巻、もじり&筬(おさ)通しと一気に進みました。明日からいよいよ織り始めます。今年の第1本目ですが、後がつかえている為、色んな作業と並行しながらの、織りになりそうです。いよいよ春に向けての、少し長めのダッシュが始まりました。それぞれを大切に、と自分に言い聞かせながら、スタートします。

ストーブの側を陣取っている犬たちの横で、一人バタバタしながら「忙しさ」を感じるのは、人間だけなんやなぁという事を発見しました。

special guest Mango

special guest Mango

 


両忘

染色

染色

糸紡ぎ

糸紡ぎ

昨夜から雪が降ったりやんだりしながら、景色を真っ白に染めていっています。今日は色々な予定が変更になったので、午前中に染色の続きと糸紡ぎ、その後縞立てとどっぷり製作に時間を使っています。
糸紡ぎをしながら、諸々のことが頭に浮かび手元がおろそかになりそうな時、思い出すのが「両忘」という言葉。これは、昨年数回訪れる機会のあった、大好きなお寺である“高源寺”さんの住職様から教えてもらった言葉。過去のことを悔んだり、まだ起こっていないことについて心配せず、「今」に集中しなさいという意味。心の中にストンと落ち、その後様々な場面で助けてくれています。

集中し平らな気持ちでいるときほど、うまくいくこの糸紡ぎという作業は「両忘」の意味合いを何度も思い出させてくれます。

 


England

バースの街並み

バースの街並み

クリスマス前から3週間程イギリスに滞在しています。海外ですが、主人の国なので旅行というよりも、帰省です。ロンドンで友達と会い、クリスマスを両親の家で過ごし、家族や友達と会っている間に日本に戻る日が近づいてきました。

ゆっくりはできるけど、後半になるとなんとなく時間を持て余す毎日の中で、日本にいるよりもじっくりとムスメと遊べた事が嬉しいことでした。子どもは、とにかく遊ぶ。そして、なんでも遊びにしてしまう天才です。日本では、日々の忙しさの中でできなかった事が、持て余す程の時間のおかげで、ムスメと遊ぶ時間を楽しむ事ができました。


ムズムズ

ハタスネ繋ぎ

ハタスネ繋ぎ

イギリスでの生活が10日が過ぎました。クリスマスが終わり、家族達と過ごしていると、だんだんと「何かをしたく」なってきます。今回は、その時のために“ハタスネ”を持ってきました。ハタスネというのは、機織りの後にできる経糸の残りです。これを繋いでヨコ糸に再利用できるのですが、普段はなかなかこの作業まで手が回らず、ハタスネがどっさりと溜まっています。

少し退屈してきた今、このハタスネ繋ぎを始めると心が落ち着き、ムズムズした気持ちが平たくなります。と言っても少々「辛気くさい」この作業は長続きせず、ボチボチとしか進みませんが、イギリス滞在中の私の癒しになっています。